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物理学はこんなこともわからない

川久保達之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569792453
ISBN 10 : 4569792456
Format
Books
Release Date
February/2011
Japan

Content Description

「猫は高い所から飛び降りても怪我をしないか」「磁石はどうして肩こりに効くのか」。身近な問題にこそ、物理学で解けない謎がある。本書では、物理の限界と枠組みを越えた問題群へ、物理のロジックで迫る。

【著者紹介】
川久保達之 : 1932年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。東京工業大学大学院理工学研究科物理学専攻博士課程修了。東京工業大学名誉教授。桐蔭横浜大学終身教授。応用物理学会会長(1992‐94年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 月讀命

    今日、科学や物理学は目覚しい発達を遂げた。もはや人類が知ら無い事は無いくらいに過信さえしている。しかし、世の中にはまだ我々が日常生活する身近な所にも、多くの未解決の科学や物理学で解決出来無い問題が多く山積みされている事を知った。「鏡に映る画像は左右は逆に映るのに、上下は逆さにならないな のは何故?」「ポンプは何故決まった高さにまでしか水を吸い上げられないか?」「猫は高所から飛び降りても転落死しないのは何故?」等13個の例題を挙げて未解決の問題から、未来の物理と科学の可能性を見い出そうとする興味深い本です。

  • ショア

    物理や科学の学術分野があまりに細分化し過ぎて日常生活のなぜ?から遠ざかっていることを危惧して、未だ物理学でも解明できていない日常の設問に対する未解決メカニズムを紹介することで、広く一般にも何故と自ら考え仮説検証の気持ちを持ってもらいたいと。筋肉運動メカニズムや渦巻きの話、不可逆性の話は興味深かった。

  • ちし

    物理は中学校で学習して以来、疎遠になってしまっている。そこで本書。物理と聞いて何もかもが解明されていると思いきや、身近な現象でも完全に解明されていないことが数多くある。そういう全13話から構成されている。興味深かったものとして、上下は固定されているが左右は立ち位置により変動してしまう「鏡の中の左右と上下」。カエルは動いているものしか見えていないという「カエルの眼」。後半はやや専門的で難しくなったように感じた。

  • まさきち

    「猫が高いところから飛び降りてもケガしない」「樹木はてっぺんまでどうやって水を吸い上げるのか」という身近そうな話題にはじまり,「なぜこの世界の現象は不可逆的なのか」という話まで,面白く読ませていただきました.わかってたつもりだったことが,もう一歩踏み込むとわかってないというのが面白い.筋肉がどうやって動くかなんてわかってると思ってたしなあ.

  • アニリン塩酸塩

    古いためか、情報はやや退屈。全体としても、好きな事を好きに語っているだけで、説明しようとしていないように感じる。得意な分野は読めたが、それ以外は読み飛ばした。各章のタイトルが、テーマに沿っていないのもひどい。以下感じた点を羅列する。筋肉がATPから力を取り出すシステムは参考になった。もっと新しい情報を調べてみたい。磁石が肩こりに効く仕組みは、解明されていないことに驚いた。ウィーンブリッジ発振機の話は、知らなかったので面白かった。不可逆の話は考えさせられるものがあった。

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