そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります

川上未映子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434086366
ISBN 10 : 4434086367
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
追加情報
:
19cm,223p

内容詳細

女子の世界は妖しくて愛しくて我武者羅でときどき、こわい。文筆歌手・未映子の三年に渡る日記。

【著者紹介】
川上未映子 : 大阪府出身。文筆歌手。“未映子”として2004年にアルバム「夢みる機械」、2005年に佐藤研二、坂本弘道、三木黄太からなるチェロユニット「COTUCOTU」を迎えて、「頭の中と世界の結婚」をビクターエンタテインメントより発表。現在は音楽の世界だけではなく、「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)、「クイックジャパン」(太田出版)、「早稲田文学」(早稲田文学会)などに寄稿、「ユリイカ」(青土社)にて詩を発表したりと活躍の場を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 美登利 さん

    よう最後まで挫折せずに読んだ自分を誉めてやりたい気分。(笑) 未映子さんのエッセイは他にも読んだことありますし、小説も読みましたが、まあこれは特にわけわからん感じです。それが彼女の感性なんだろうね。かなりこの人壊れてる?って思えるくらいに。昨夜読んだ本にゴッホの幼少期の話が出てきたのと、未映子さんの幼い頃の生活を知ると、ん…これはかなり彼女の人生にご両親の喧嘩の凄さが影響与えてるなぁと思ってしまうのです。深読みし過ぎかな。

  • 千穂 さん

    最近この作者のヘヴンを読んだ。同じ作者とは思えんような文章だった。関西弁で、一文がツラツラと長い。読みづらい。時々プッと笑える。シルバニアンファミリンーを自らの人格をちっこい熊やらに憑依させた疑似家族と言い切る辺りの不思議さがオモロイ。

  • ほほほ さん

    小説家デビューする前の川上未映子さんの日記。最初は、読んでると頭が痛くなる息がつまる、そんな文体。文体もしんどめなリズムな上に、川上さんのものの見方は子どもみたいに超ピュアで超哲学的でもうなんやかやわや…でしたが、まんまと虜になりました!真ん中辺りで現れる、わたしはゴッホにゆうたりたい≠ナぐんと心の距離が近づき、そこからはもう、どんどん好き♡って感じです。こんっなにも、この人とわたしの世界の見方は違うんだ…とものすごく不思議な気持ちにぽーっとなったりしました。川上さんのこともっと知りたいなぁー!

  • Roy さん

    ★★★★★ 日記ならではの自分探しの旅みたいのが饒舌に小気味良く紡ぎ流れていく文字の記録、もしくは思想の雑記。ベット・ミドラーのコンサートを観に、聴きに、感じにニューヨークへ一人向かったくだりが、僕自身もベット・ミドラーが大好きな為、ウッキー!憎たらしい半面、共感感心羨望の挙句その場で意識の失神。素晴らしく面白かった。で、この方B型の臭いを振りまいているけれど、どうなんでしょ?

  • ぐうぐう さん

    日記中にもあるように、彼女が関西弁を使うのには、方言の持つ感情性と現実感といった目的があるだろう。とはいえ、日記で使用される関西弁に、ときおりリアルでない関西弁が意図的に挿入されていることからもわかるように、これは作為としての日記という側面があることも理解しておかなければならない。リズミカルで、そして妄想というイマジネーションの引き金となる関西弁を駆使する彼女に、小説家・川上未映子の萌芽がすでに窺える。にしても、なんておもしろい日記なんだ!

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