森へ行きましょう

川上弘美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532171445
ISBN 10 : 453217144X
フォーマット
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
512p;20

内容詳細

1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされる。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。進学、就職、仕事か結婚か、子供を生むか…そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。少女から50歳を迎えるまでの恋愛と結婚が、ふたりの人生にもたらしたものとは、はたして―日経新聞夕刊連載、待望の単行本化。

【著者紹介】
川上弘美 : 1958年、東京生まれ。1996年「蛇を踏む」で芥川賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞。2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞。2015年『水声』で読売文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    川上弘美は、新作中心に読んでいる作家です。二人の留津とルツが、パラレルワールドで60年の人生を森を彷徨うに生きていきます。二人の女性のクロニクル、同世代ということもあり、共感出来ました。後半には更に複数の『るつ』が登場し、混沌として行きます。500P強、興味深く一気読みしました。

  • yoshida さん

    川上弘美版の「女の一生」と言えるか、いやそれ以上かも知れない。1966年に生れた留津、ルツ。2027年に60歳になるまでの様々な可能性が描かれる。「るつ」、「瑠通」、「る津」。それぞれの選びとった現在とこれからの未来。読み進めるうちに自分の人生と重ね合わせ、未来を想像し、じっくりと滋味深く読ませる。ルツと俊郎の金銭感覚を巡るやり取りのリアルさに唸る。そうなのだ、どの可能性も起こり得たこと、私達が選んだこと。そしてこの先の道は可能性に満ちていることを教えてくれる。人生は悪くない。日々を大事に生きようと思う。

  • ウッディ さん

    留都とルツ、パラレルワールドを生きる一人(二人)の女性の生涯が交互に淡々と語られます。引っ込み思案で、専業主婦になり、夫に浮気される留都。快活な性格で、仕事を続けながら不倫をするルツ。何かの拍子で、自分にも別の人生があったのではないかと思わせる面白い構成でした。違う選択をしていたら、もっと幸せになっていたかも知れないと、考えることはあるが、小説の留都とルツのどちらの人生が幸せなのか簡単に言えないあたりが、この小説の奥深さのような気がしました。鏡の前でもう一人の自分と語り合うシーンが興味深かったです。

  • nico さん

    人は一生の中で幾多の岐路が訪れ、様々な選択肢から自分の信じた道を選びとる。パラレルワールドを生きる二人の女性・留津とルツの人生の歩みを読み比べていく物語。特に女性は無数の壁に遮られ、思い通りの道を選べず悔しい思いをすることが多い。しかも選んだ後もくよくよと悩みがち。それはまるで深くて暗い森の中をさ迷うよう。けれど、人生という森はなんと深く、愉悦に満ちていることか。例えどんな道を選んでも、各々の世界で満足のいく人生を謳歌できるのではないか、なるようになる、と思えた。結局、人の幸福は人それぞれなのだから。

  • のぶ さん

    皆さんの感想で、パラレルワールドの話というのがやたら載っているので、どんな物語なのかと思ったら、本当にパラレルワールドの話だった。留津とルツが誕生してからの一生が綴られているが、並行して生きているような印象。それも特別に大きな出来事が起きるわけでなく、平凡な女の生活が淡々と続く。この話にこれだけの長さが必要かは疑問だが、ベクトルは途中まで常に同じ方向を向いている。別の人間なので少しずつ分岐点が訪れる。タイトルと終盤に登場する何人もののRUTSUの意味は現時点でよくわからない。

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