澁澤龍彦の記憶

巖谷國士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309026572
ISBN 10 : 4309026575
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
241p;20

内容詳細

澁澤の新しいイメージへ。没後30年記念の連続講座(世田谷文学館)をもとにした珠玉のエッセイ。貴重な証言、永久保存版。

目次 : 心に鵺を飼う世代―澁澤龍彦の時代とその後(養老孟司)/ 贅沢な怠け者(池内紀)/ 澁澤龍彦と70年代の高校生(中沢けい)/ 澁澤龍彦の想像の画廊(酒井忠康)/ 澁澤龍彦の宇宙誌(巖谷國士)/ 澁澤龍彦の文学世界(巖谷國士)

【著者紹介】
菅野昭正 : 1930年生まれ。文芸評論家、仏文学者、東大名誉教授。世田谷文学館館長。『ステファヌ・マラルメ』で読売文学賞

巖谷国士 : 1943年生まれ。仏文学者、作家。シュルレアリスムなどの著書多数

養老孟司 : 1937年生まれ。解剖学者、東大名誉教授

池内紀 : 1940年生まれ。ドイツ文学者、作家

中沢けい : 1959年生まれ。作家、法政大学教授

酒井忠康 : 1941年生まれ。美術評論家、世田谷美術館館長。多摩美術大学美術学部芸術学科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    澁澤龍彦は、学生時代から40年近く読んでいる作家です。本書は、世田谷文学館で開催された『澁澤龍彦 ドラコニアの地平』』での連続講義を収めた作品でした。オススメは池内 紀の『贅沢な怠け者』です。澁澤龍彦は、極めて欧羅巴的なにん作家だと思っていましたが、相撲や鉄道唱歌が好きだったり意外な一面を知りました。

  • 鱒子 さん

    図書館本。亡くなってから30年を経た今なお、マニアックにカルティックに愛される作家。ただ、これだけ時間がたってしまうと、寄稿文を書く作家さんたちが少なくなられたのも現状。玉石混交であるのは否めないのですが、玉のパートだけでも読む価値がある本。かの「サド裁判」は、知名度と収入アップに繋がったらしいです。結果的に良かったのですね。

  • ぐうぐう さん

    昨年末、世田谷文学館で開催された『澁澤龍彦 ドラコニアの地平』』での連続講義を収めた『澁澤龍彦の記憶』。この『ドラコニアの地平』は、これまでの澁澤龍彦の回顧展の中でも一番、澁澤を近くに感じさせる内容だった。本書を読むと、連続講義もまた、澁澤をより感じさせられる内容だったようだ。比較的、澁澤と近しい人達が語る思い出は、没後30年経ってなお、新しい表情を知る喜びに満ちている。大学時代の同輩としての菅野昭正、兄の友人として知り合った養老孟司、25年の交友歴となる巖谷國士等々、(つづく)

  • 阿部義彦 さん

    去年世田谷文学館で澁澤龍彦さんの展覧会があった。それと連動して「夢と綺想の球体 澁澤龍彦」と言う連続講座が開催された。それを纏めたのがこの本。講師の方には単行本化に当たって加筆修正補正の労をとって貰った。「河出文庫の目録に澁澤さんの本がリストになっている。数えると59冊。これは全部生きているんです。ちゃんと読者がいる。こんな事は日本の文筆家ではありえない。」「澁澤さんはアカデミズムが嫌いで、勿体ぶった学者というのが大嫌いだった。物書きの世界では、皆さんどこかの教師をなさっている、その点だけでも凄い。」

  • 高橋 (犬塚)裕道 さん

    星4。久し振りに、実に久し振りの澁澤龍彦関連本だ。本人の書いたものは殆ど家にある筈だ。読み返してみたくなった。私が最初に読んだ澁澤龍彦著書は「機械仕掛けのエロス」だった。これが滅法界に面白くてその後のめり込んだ。矢張り少しずつ読み返してみよう!

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