十四歳の遠距離恋愛

嶽本野ばら

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087713299
ISBN 10 : 4087713296
フォーマット
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
20cm,209p

商品説明

ロリータ少女と柔道男子の遠距離恋愛!!
2000年、名古屋の中学校にロリータファッションに目覚めた14歳女子と、柔道に邁進する男子がいた。付き合うことになった二人だが、彼の転校が決まり遠距離恋愛に。障害の多い恋の行方は!?

内容詳細

ロリータでトイザらスな女の子と昭和のガキ大将のような男の子が初めての恋をする!無力だけれども一生懸命。十四歳のリトルロマンス。

【著者紹介】
嶽本野ばら : 京都府宇治市出身。2000年、書き下ろし小説集『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。2003年、『エミリー』(集英社)、2004年、『ロリヰタ。』(新潮社)が三島由紀夫賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りんご さん

    名古屋の中学生の純愛。ローカルなネタ豊富で愛知県民としては何度も声出して笑った。男子が重度の名古屋弁を喋るが、女子もたまに標準語ではなくなっとるとこが良い。14歳なりの一生懸命を見せつけてくれて、ラストは胸がいっぱいになり、また涙してしまった。もうこんな事できーせん。だから眩しい。あと正露丸が万能薬なのは我が家だけではなかったのか、という衝撃。瀧本野ばらさん初読み。

  • 七色一味 さん

    読破。むむ。選書を誤ったか! ロリータファッションには全く興味が(いや、まぁ、見るぶんには、それはそれで、まぁ──モゴモゴ)ないのに──と言うか、ファッション全般に興味が無いのに、時々コアなファッション情報がだ〜〜っと羅列されて、文字を追うのが大変だった(笑) どちらも「喉元すぎれば」というやつですが、この熱い時期は、ホント、馬鹿だわ。

  • さおり さん

    ほんタメで紹介されてた本。文庫の表紙のイラストが良い感じだったので欲しかったのだけれど、全然出会えないので図書館でハードカバーを借りました。ロリータ好きな女の子と、バンカラな男の子。名古屋の中学校で同級生のふたりは、共にまわりからちょっと浮いてる。そんなふたりが恋に落ちて、ほどなく遠距離になる。キスどころか手も繋がない、痛いまでに真剣な十四歳のふたりの恋愛。もう、どうしたらいいのかわからない気持ちになりました。そこに、繰り返し登場するスガキヤ。ナナちゃん。生活創庫。懐かしさが凄まじい。はー。

  • miki さん

    今作もロリータに身を捧げる女子を描いていますが、ただし純愛物。嶽本野ばらにしては珍しい可愛らしい恋愛小説でした。最後にどうなるのだろうと思っていたけれど、これが回想で、あの頃の14歳の自分を今の自分が思い返して語っていると知って、そこが一番きゅんとしました。もう二度とあんな無茶な恋愛はしないだろう、そんな時はもう過ぎてしまったんだ、とあの頃の自分や藤森くんのことを馬鹿にしつつもなんだか胸が締めつけられる。

  • 大宮担 さん

    毎日が全力投球な2人の恋を私も本気で応援していた。 私も14歳。中途半端なんですよね。早く大人になりたいんだけど、まだ子供でもいたい、みたいな。 こんな一途な恋愛してみたいな、 こんな2人みたいに一生懸命生きたいなって思いました。 仲葦ちゃんがかわいいです。 今この本に出会えて良かった。

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人物・団体紹介

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嶽本野ばら

京都府宇治市出身。作家。1998年エッセイ集『それいぬ―正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。2000年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー

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