沖縄語をさかのぼる

島袋盛世

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560088944
ISBN 10 : 4560088942
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
197p;19

内容詳細

「しま」がちがえばことばが変わる。那覇と首里ほどの距離でも異なるほど、バリエーション豊かな沖縄のしまくとぅば。沖縄本島をはじめ、奄美から与那国までの一帯に広がる琉球諸語を見渡し、歴史をさかのぼる。日本語の親戚ともいえる、このことばの成り立ちと変遷が見えてくる。

目次 : 1章 日本語と沖縄語(日本語と沖縄語のちがい/ 日本語と沖縄語の共通点/ 言語に「親族関係」があるのか)/ 2章 琉球諸語の多様性(「しま」がちがえばことばも変わる/ 音のちがいと変化/ 語の意味や使い方のちがいと変化)/ 3章 比較から琉球語をさかのぼる(祖語とは/ 琉球諸語の祖語を比べる/ 琉球祖語のすがた)

【著者紹介】
島袋盛世 : 琉球大学教授。ジョージア大学卒、同大学で修士号、ハワイ大学マノア校で博士号取得。専門は比較言語学、音韻論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サアベドラ さん

    琉球諸語(沖縄語、奄美語、与那国語など。沖縄本島南部を境に南北琉球語に分かれる)と琉球語比較言語学の一般向け入門書。著者は琉球大学教授。2021年刊。前半では琉球諸語の特徴と多様性を日本語との比較で簡潔にまとめ、後半では比較言語学の手法を用いてそれぞれの琉球語から琉球祖語を復元する過程を具体的に例示している。興味深かったのは、復元された琉球祖語が現代日本語にかなり近かったこと。言語の変化という点では、しまくとぅばよりも我々の言語のほうが(最低でも基礎語彙の一部では)だいぶ保守的であるらしい。面白かった。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    ⚫︎沖縄語の特徴。「っ」「ん」で始まる言葉がある。「たちつてと」に「たてぃとぅてと」を使う。長い母音。など。 ⚫︎日本語と沖縄語は、同系統の言語で、ルーツは共通。「うちなー」と「おきなわ」は同源。 ⚫︎「しま」が違えば言葉も違う。島ごとに多様性してきた。島間で意思の疎通が難しい場合もある。 などなど、、、 同じく難解な鹿児島弁との共通点と違いについても教えて欲しかった。

  • Hiroki Nishizumi さん

    音声学を含む言語学の真っ当な学術書。ウチナーグチは分からないな、住まなきゃ無理だろうな。

  • takao さん

    よく言語学では祖語を推定するのだが、どうも違和感あるな。天才集団が言葉を発明し、それが周りに伝播し、方言として変化していったイメージのようだが、本当なのかな?もっと、インタラクティブに方言群として進化してきたのではないか?

  • Go Extreme さん

    琉球諸語の分布 日本語と沖縄語:日本語と沖縄語のちがい 日本語と沖縄語の共通点 言語に「親族関係」があるのか 琉球諸語の多様性:「しま」がちがえばことばも変わる 音のちがいと変化語の意味や使い方のちがいと変化 比較から琉球語をさかのぼる:祖語とは 琉球諸語の祖語を比べる 琉球祖語のすがた

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島袋盛世

琉球大学教授。ジョージア大学卒、同大学で修士号、ハワイ大学マノア校で博士号取得。専門は比較言語学、音韻論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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