B級恋愛グルメのすすめ 角川文庫

島本理生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041036273
ISBN 10 : 4041036275
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
224p;15

内容詳細

美味しい食とお酒があるところ、恋の香りあり!(ただしB級!?)深夜の女一人ラーメン、日本酒仲間との彼氏列伝トーク、傷心旅行先で出合った極上のウニと蟹、焦げてて苦いバレンタインデー、オムライスで意気投合した元夫、同じ相手との再婚式レポートetc.…。恋愛小説家ならではの嗅覚で見つけた、恋と美食の美味しい関係。妊娠・出産時のエピソードを文庫書き下ろし。

目次 : ラーメン女子の実態/ 日本酒よもやま/ 危険な夏の恋がしたい/ 手料理でポイントを稼げ!/ カテゴライズできない男子/ 美味しいクリスマスのために/ 女子力よりも童女力/ フランス映画に学ぶ/ 男の色気とは(初心者編)/ おひとり様でどこまでも〔ほか〕

【著者紹介】
島本理生 : 1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を同賞史上最年少で受賞。05年刊行の『ナラタージュ』が各界の絶賛を受け、累計40万部を超えるベストセラーに。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りゅう☆ さん

    ラーメン女子、お酒大好き島本さんの恋愛エッセイ。20代半ばバツ一独身女子が恋バナに盛り上がるもちょっとおっさんを見せたり。切なくて真摯な恋愛作風の島本さんからは意外な印象。色気のない男子柴くんのKYな部分の島本さんの心のつぶやきが面白い。島本さんって佐藤友哉さんと結婚→1年で離婚→再婚。その再婚式への道のり、夏の長い長い一日として出産のことも描かれている。エッセイで夫佐藤さんの人柄の良さと面白さに触れ、妻への思いやりの溢れた解説読んでると一度離れたからなのか、なんだかいい距離感の素敵な夫婦だと思いました。

  • aoringo さん

    島本理生さんの二十代の頃のエッセイ。ご本人のあとがきにもあったように、素顔の島本さんは小説の切ないような世界観と全然違う。自分の友達にもこんな人いるなと親近感が湧きました。食をテーマにしているので様々な美味しそうな品が並ぶ。結婚、再婚の経緯は読んで初めて知りました。お酒好きの失敗談もあったり、とにかく読みやすくて面白かったです。ページ数が少ないのでもっとボリュームがあっても良かったかも。

  • misa* さん

    島本理生さんって想像してた方と良い意味で正反対なんだ!って感じたエッセイ。小説読んでると、もっと絡まったような難しい女性なのかと思ってたけど、けっこうサッパリしてて面白い!そして若い頃から文才が凄くてやっぱり好きだなぁって、改めて島本理生さんが大好きになりました。あたしにとって1番好きな作家さんでもあるので、もっともっと知りたい!エッセイまた出して欲しいな〜。

  • ぶんこ さん

    一人でラーメン屋に入り、一人でリゾートホテルに泊まりに行く島本さん。小説から受ける繊細さと違い、素の正直な女性像に好感を持ちました。ご本人が「なんて元気だったんだろう。中略 書いておいてよかった」とあとがきに書かれているように、エッセイになった事で思い出を遡り易くなった。ふと、作家ではない普通の人でも、日記やブログを残す楽しさを知った。元夫と再婚し子どもともできました。今度はお子さんも登場するエッセイを読んでみたいです。

  • ユメ さん

    島本理生さんのエッセイは初めて読む。冒頭のラーメン話から心をぐっと掴まれた。作家が妄想たくましい姿をエッセイで見せてくれるのが本当に面白い。同じぐらい好きなのがお酒の席での武勇伝。道で倒れるぐらい酔いつぶれていたら、ひょっとするとその場に居合わせた人は大変なのかもしれないけれど、こうして本を通して聞かせてもらうのはとっても楽しい。離婚、同じ相手との再婚、そして震災。島本さんが自分の身に起こったことをエッセイとして昇華している姿を見て、自分の生き様を書くとは、何と力強い生き抜く術だろうと眩しく感じた。

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人物・団体紹介

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島本理生

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作、03年「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞、15年『Red』で島清恋愛文学賞、18年『ファーストラヴ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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