はじめての

島本理生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784164010044
ISBN 10 : 4164010045
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;20

内容詳細

アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書きはじめた(島本理生「私だけの所有者」)。家出をして海沿いの駅に降り立った私は、花束が手向けられた夜の広場で、突然、不思議な女の子から声をかけられた(辻村深月「ユーレイ」)。並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの“鏡界”へと向かう(宮部みゆき「色違いのトランプ」)。幼馴染の椎太が好きでたまらない高校生の由舞は、四回目の告白を確かなものとするため、過去の告白を消し去ろうとする(森絵都「ヒカリノタネ」)。4人の直木賞作家が、YOASOBIとコラボレーション。「はじめて」をモチーフに描かれた4つの物語。現代エンターテインメントの最前線&最高峰!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    4人の人気女性直木賞作家が、YOASOBIとコラボした作品集ということで読みました。どの作品もクオリティが高く面白いですが、オススメは、「『ヒカリノタネ』ーはじめて告白したときに読む物語」(森絵都)です。このレビューはミスター - YOASOBIを聴きながらを書きました♪ https://www.suirinsha.co.jp/books/detail5.html https://youtu.be/3dRmVUcfIMs

  • うっちー さん

    YOASOBIとコラボとのことですが、SF的でない、辻村、森作品が良かったです

  • ひさか さん

    2022年2月水鈴社刊。書き下ろし。4人の直木賞作家に依頼した「はじめて」をテーマにした島本理生:私だけの所有者、辻村深月:ユーレイ、宮部みゆき:色違いのトランプ、森絵都:ヒカリノタネ、の4編のアンソロジー。何がはじめてなのかは、作家さんまかせのようで、それぞれ、好きになった、家出、容疑者、告白、というお題を選ばれたよう。また、それぞれに色を充てていて、閉じた本の横から、紫、橙、桃、の色ページが見えるのが楽しい。いずれのお話にも共感できるところが少なく、ちょっと残念です。

  • 美紀ちゃん さん

    作家が豪華4人とも大好き。@近未来もの。ラストは命がけ。アンドロイドは、孤独から解放されるためのもの。でも、家族。それが「好き」ということだょね。Aユーレイかも。ユーレイって怖いものだと思ったけど、こんなふうに人を生きる方に繋ぎ止めたりするユーレイもいるんだなぁと感じながら花火をする中学生の女の子。死ななくて良かった。Bこの世界の平行世界が存在する世界。名は体を表す。カッコいい終わり方。C料金のかかるタイムトラベル。過去に戻って、告白を無かったことにする。これは微笑ましい。曲も聴いてみようと思う。

  • ひめか* さん

    森さんの「ヒカリノタネ」が一番好き。こんなにユーモアのある筆致なの意外。これまでの3度の告白をなかったことにするために、タイムトラベルする。告白する度に世界を狭くしたのではなく、その裏で別の世界を育ててきたと気づき、幸せなラストに胸がいっぱいになった。辻村さんの「ユーレイ」もよかった。自殺しようと電車で小さな駅に着いた女の子が不思議な少女と一夜を過ごす。ほんのり温かく優しい気持ちになる。島本さんと宮部さんはSFっぽくてあまり入り込めなかったけど、「私だけの所有者」はアンドロイドの想いに胸がキュッとなった。

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