島崎藤村 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

2件
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  • 時代は明治後期。舞台は長野県の千曲川流域部落出身の...

    投稿日:2021/05/13

    時代は明治後期。舞台は長野県の千曲川流域部落出身の主人公瀬川丑松は教員をしている。彼は部落解放運動をしている猪子廉太郎の影響を受け、「絶対、自分が部落民であることを隠し通せ」という父の戒めを破ってしまう。破戒である。結果、社会はかれを追放する。差別はいまだ形をかえ根強よく存在する。

    西口まる さん

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  • 日本の近代文学黎明期の代表作の一つ。 舞台は明治後...

    投稿日:2019/01/13

    日本の近代文学黎明期の代表作の一つ。 舞台は明治後期。被差別部落出身の教員瀬川丑松は、身分を隠すように父からの戒めを守り続けていた。しかし、解放運動家の猪子蓮太郎の生きざまに心が揺さぶられ、自らの出自を告白する…。 文章は、現代人が読んでも抵抗がない。被差別部落の扱い方の評価は微妙だが、一つの文学作品として見た時に、一定の完成度を備えていることは間違いない。同じ年に発表された小栗風葉の『青春』の方が同時代には売れていたが、漱石などは『破戒』を高くかっている。『青春』が忘れられた作品であることを考えると、同時代に受け入れられることが、その作品の文学生命を保障するものではないことがよく分かる。本作は、今もある種のみずみずしさを保っている。

    ねも さん

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