白椿はなぜ散った

岸田るり子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163808000
ISBN 10 : 4163808000
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,317p

内容詳細

幼馴染の日仏混血の少女・万理枝プティに心を奪われた望川貴。大学では同じサークルへ入ったが、大財閥の御曹司が万理枝に急接近する。一計を案じた貴は…。ノンストップ・心理サスペンス。

【著者紹介】
岸田るり子 : 1961年、京都市生まれ。パリ第七大学理学部卒業。2004年に『密室の鎮魂歌』で第十四回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ブルームーン さん

    幼馴染みのマリエを想い続ける主人公のタカ。想いを打ち明けられないまま大学生になり、彼女を失いたくないあまりにタカがとった行動とは・・・。あまり期待せずに読み始めたのに、見事なドロドロ系ではまってしまった。タカのマリエに対する執着ぶりがちょっと怖くもあったけど、怖いもの見たさで読んでしまうという感じ。それぞれが、自分の気持ちを言うべき相手にきちんと言ってないのがすべての悲劇の原因なんだろうな。登場人物全員に対してちょっとイラッとしてしまう。

  • フリスビー さん

    ★★★★☆自分は本当に相手の気持ちを理解しようとしているだろうか?解っていると思い込んでいるだけではないのか。そんなじりじりとした思いに駆られる読後感でした。淡々とした文体ですが、読ませる構成の巧さには納得。やっぱり、言葉や行動で伝えないと、大事なことって解らないですね。自分も、大事な人と、もう一度話をしてみよう。明後日はちょうど誕生日だしね。

  • まど さん

    恋愛とミステリーが絡み合って、たくさんの細い柱が立っていた感じ。どの柱がメインなのかわからなかったので、想像しながら読むのが楽しかったです。純情な幼なじみの切ない恋のお話でした。

  • coco夏ko10角 さん

    殺したのは誰なのか?大学時代にあったこととは?後味の悪さ…イヤミスだなぁ。1章ではひたすら「主人公キモい…」な感じでしたが、2章に入るとどんどん面白くなっていった。装丁がキレイなのとタイトルのつけ方がうまいのがいい。「沙羅を愛した僧侶」を読んでみたい。

  • うーちゃん さん

    あらすじからして純度の高い青春ミステリだったので読むか迷ったが(好みでないのです)、タイトルと“衝撃の真実”との帯にまたも煽られ読了。面白かった。第1章は 幼なじみに異様とも思える恋心を抱く主人公の青春が語られ、このままの時系列で進むかと思いきや、第2章からは10年後、全く無関係だった人物の視点になる。一気に謎が深まり、物語に没入できた。ラストで明かされる哀しい真実。思い込みやすれ違いが、いつの間にか心を蝕むこともある。私は周りの人に思いを伝えられているだろうか。明るい話ではないけど、読んでみてください。

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岸田るり子

1961年、京都府生まれ。パリ第七大学理学部卒業。2004年に『密室の鎮魂歌』で第14回鮎川哲也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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