失恋探偵ももせ 電撃文庫

岬鷺宮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048915533
ISBN 10 : 4048915533
フォーマット
発行年月
2013年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
Nardack ,  
追加情報
:
360p;15

内容詳細

それは恋を知らない探偵少女が解き明かす、甘くて苦い、恋の終わりの物語──。

「恋はいつか終わります──」
そんなことを言う後輩の千代田百瀬に巻き込まれ、野々村九十九は「失恋探偵」である彼女に手を貸す日々を送っていた。
──失恋探偵。
それはミステリ研究会の部室を根城にして行われる、学校非公認の探偵活動。恋に破れた人のために失恋の真実を調べる彼らのもとには、それぞれに失恋の悩みを抱えた依頼人(クライアント)たちが訪れて──。
第19回電撃小説大賞〈電撃文庫MAGAZINE賞〉受賞作の、叶わぬ恋の謎を紐解く学園青春失恋ミステリ、ついに刊行!

【著者紹介】
岬鷺宮 : ライトノベル作家。『失恋探偵ももせ』で第19回電撃小説大賞“電撃文庫MAGAZINE賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yobata さん

    「恋はいつか終わります―」恋愛についてそんな考えを持つ千代田百瀬とその彼女に手を貸す野々村九十九は、ミステリ研究会の中で秘密裏に活動している失恋探偵の活動を行っていた。内容は、失恋の真実を解き明かすこと。そんな失恋探偵の元に失恋の悩みを持つものが訪れる。芹沢合歓の依頼による幼馴染の美術に飲み込まれた酒井春臣との恋,オタクの時田幾郎の依頼によるギャルの菜奈緒悠の態度の急変の原因,矜持ヶ谷摩緒の依頼による小早川の婚約者の素性,四十八願志穂里の失恋探偵への願いの4編連作短編。失恋に探偵となかなか面白い→

  • 中性色 さん

    うーん、まぁまぁってところかなぁ。この手の話にしては珍しい一人称でそこはまぁよかったけど。逆に、百瀬の考えていることがわかりづらくなってしまう所があるんだよなぁ。あと、確かに章の始まりというかきっかけはそうだけど、結果的には失恋してねーじゃんっていうのもあったり。まぁ、一番気に入ったのがその感想のもとになったCASE2のやつなんだけど。

  • ヲタ小僧 さん

    失恋探偵という題名だけれど、実際にクライアントが失恋したのはcase3のみで、後は全体的にハッピーエンドだったというのは、ハッピーエンド好きの私としては嬉しい誤算だった。しかし、こちらがホッとしたり、にやけてしまう程ハッピーエンドだったcase1やcase2の後に、エグさの高いcase3がくるとは思わなかった。まあ、それが原因で九十九と百瀬も不仲になったりしたんだけどね。九十九と百瀬のカップルには、関係が終わって欲しくないな。ところで、小早川と西尾は上手くいかないと個人的には思うんだけど、どうなんだろ?

  • ひかはる さん

    ずっと気になってた岬先生のデビュー作!最初かららしさの出てる、するっと物語に入り込める読みやすい作品だった…!恋は終わり際が肝心。そうだよね、もやもやしたまま別れたくない。どんなことでも最後まで知りたい。とっても共感できる。

  • ソラ さん

    面白かった!失恋を解き明かす探偵とその助手という2人がメインの話。この二人の関係性に終始にやにやしっ放し。ある意味この作品も「百瀬、こっちむいて」と言えなくもない。

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岬鷺宮

第19回電撃小説大賞でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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