問いからはじめる家族社会学 多様化する家族の包摂に向けて 有斐閣ストゥディア

岩間暁子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641150935
ISBN 10 : 4641150931
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;22

内容詳細

多くの人にとって身近な存在である「家族」の歴史と現状、これからの課題と展望について、1人ひとりが考えるための手がかりを提示します。時代ごと、国・地域ごとの比較などのさまざまな実証データと、ジェンダーや階層の視点を用いて、家族のリアルにせまる入門テキストです。

目次 : 1 「家族」を読み解くために―本書の視角と構成/ 2 「近代家族」の成立/ 3 家族・貧困・福祉/ 4 結婚/ 5 就業と家族/ 6 妊娠・出産・子育て/ 7 親‐成人関係のゆくえ/ 8 個人・家族・親密性のゆくえ

【著者紹介】
岩間暁子 : 立教大学社会学部教授

大和礼子 : 関西大学社会学部教授

田間泰子 : 大阪府立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かんがく さん

    最近、ジェンダーと働き方の本を中心に読み進めているので、今まで学んできたことを総復習する意味で教科書的に良い本であった。サラリーマンの父親と専業主婦の母親の核家族、歴史的にも地理的にも当たり前じゃねぇからな!ていう話。

  • ぷほは さん

    有斐閣ストゥディアは入門書にしては論点が深く、アクチュアルな話題も豊富なイメージだが、本書はその中でも頭抜けていた。コロナ禍の情報も入っているぶん、改定前よりも込み入った議論が多いのかもしれないが、おそらく元々情報量がかなり濃い。最初の入門書というより、2冊目にとりかかる参考書といった感じだ。8章編成で主に福祉国家論や「圧縮された近代」論と世界家族論が下敷きにされており、複数の仮説を豊富なデータで検証していく各章の手際は職人芸で、これをテキストにして学生にわかりやすく伝えようと思うと自分の力不足を感じる。

  • バーニング さん

    2015年に出た同書の改訂版。この7年の間に安倍政権による「女性活躍」政策が展開され、幼保無償化や子ども・子育て支援法の浸透などによって子育て支援も大きく様変わりしたが、家族社会学的にはこうしたアクチュアルなテーマをどのようにとらえることができるだろうか? というメディアがなかなか着目しない点を教科書の形で一つずつ深堀りしてゆくのがとてもよい。

  • たろーたん さん

    家族社会学ってマジでマクロ・数量社会学だね。だから、すごく経済学とか政策学っぽい。近代家族の誕生から晩婚化・未婚化・少子化などの人口問題とか家族や結婚に対する意識調査、貧困問題と古典的でオーソドックスなテーマをずっとやってる感じ。DVとか虐待とかの逸脱した・トラブルになった問題を研究するよりも、そもそも家族と何で、全体的にどのように推移しているのか、というような地道な人口現象を定点観測しているような印象でした。

  • Go Extreme さん

    家族を読み解く: 編成原理とジェンダー 近代家族の成立: 地域的多様性と歴史的変化 社会状況の近代化 家族・貧困・福祉: 家族と貧困 福祉レジーム類型と家族 生活保障システムの特徴・限界 社会的包摂 結婚: 未婚化 離婚 パートナーシップの多様化 就業と家族: 男女・働き方 男女格差の温存・女性労働者の二極化 私的領域・性別役割分業の実態 妊娠・出産・子育て: 少子化と戦後日本の家族 親‐成人関係: 理論枠組み 個人・家族・親密性のゆくえ: 公共圏と親密圏 グローバル化と多民族・多国籍化 LGBT

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