猫には猫の生き方がある 草思社文庫

岡野薫子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794220424
ISBN 10 : 4794220421
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
398p;16

内容詳細

岡野家でともに暮らした猫たちの成長とぬくもり、そして別れをたどる物語。母猫コロとその息子たちを中心としたオムニバス方式。前作『猫がドアをノックする』の続篇。

目次 : 第1章 やさしいハリー/ 第2章 黒猫ポー/ 第3章 末っ子ゲンキ/ 第4章 母猫コロ/ 第5章 外猫クー/ 第6章 さすらいのジェニー/ 第7章 里子に行った猫たち/ 第8章 わが家の猫たちは今

【著者紹介】
岡野薫子 : 1929年東京生まれ。東京農業教育専門学校附設女子部卒業。科学雑誌の編集、科学映画のシナリオライターを経て、児童文学の創作へ。64年のデビュー作『銀色ラッコのなみだ』でサンケイ児童出版文化賞、NHK児童文学奨励賞、動物愛護協会賞を受賞。『ヤマネコのきょうだい』(野間児童文芸推奨作品賞)、『ミドリがひろったふしぎなかさ』(講談社出版文化賞・絵本部門)など児童文学の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    猫たちとの生活が描かれているのでしょうか。飼い猫に野良猫たちのあり方も人間との関わり方なのかもしれません。猫にも個性があるので、それぞれの個性を大切にするのも必要ですね。自然に飼う方がいいのか、家猫にする方がいいのかも悩むところです。でも、なんだかんだ言っても猫は見ていると癒されます。

  • メルル さん

    作者の岡野氏が飼っていた猫さんたちや野良さん、猫友達などのお話。猫を飼うのも考えることが多く、苦労しますね。それぞれの猫さんの個性を尊重するって大変。自然のままに飼ってあげたいと思っても、外は危険がたくさんあるし、猫さんが嫌いな人やトイレの問題などいろいろあってどちらがいいとも簡単には言えないですね。人間もいろんな人がいるなぁ(^^;) 納得できることもできないこともあったけれど、猫さんは見ているだけでも癒されますね(*^-^) 岡野氏の自然な振る舞いは、猫さんたちにとって本当に安らげる場所だったと思う。

  • mikeneko さん

    うちの猫、でも完全室内飼いではなく出入り自由。昔は猫はそういう風に飼うものだったが、これは著者岡野さんの考える猫の幸せな生き方なのだろう。室内飼いなら15年以上生きられる猫も外出する猫なら7〜8年、のらなら2〜3年と寿命は縮まるそうだが、安全で平穏な生涯か、波瀾万丈でも自由な生涯か猫にとってはきっと後者が理想なのかもしれない。ただ緑豊かな里山ではない都会で、想像以上の危険があるからこそ、外の世界を知らずお嬢様育ちの生涯もいいんじゃないかと思う。少なくとも本書にあるような不幸な最後はなかったと思うから。

  • ゆぽんぬ さん

    一生のうちで最も幸せだった時期は、生まれてから小学校三年生の夏までの八年間。それと同じくらいに幸せだったのが、六十歳に間も無くの頃からの、猫家族と共に暮らした七年間……。

  • chikaramochi さん

    この本が書かれた時代から見ると、現在の猫飼いはほぼ室内に移行していると思う。猫たちの野生はどこまで保たれるだろう?そういえば自分も、子供のころには近所で野良猫を拾って来るものの、出入り自由だったためいつの間にか帰ってこなくなってた、なんてことを繰り返していたなぁ。岡野氏のように猫の気持ちがもっとわかっていたら、と思うこともしばしば。猫と人間の丁度良い距離ってそれぞれに性格があるだけに上手く計るのがむずかしい。しかし〜まだ積んでる本があるのについ読んでしまう猫本、恐ろしい…。

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人物・団体紹介

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岡野薫子

1929年東京都生まれ。科学映画の企画・脚本家を経て作家に。1964年、初めての長編『銀色ラッコのなみだ』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞・NHK児童文学奨励賞他。1977年『ミドリがひろったふしぎなかさ』(童心社)で講談社出版文化賞、2002年『岡野薫子の作品世界―文と絵と』(桜映画社)で

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