黙示録 イメージの源泉 岩波新書

岡田温司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004314721
ISBN 10 : 4004314720
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
18

内容詳細

繰り返される数字の「七」、竜との戦い、輝く聖女と大淫婦―。禍々しくも強烈に惹きつける、謎めいた表象に溢れ返るテクスト「黙示録」。古代から現代に至る各種の芸術作品を参照しながら、歴史の結節点で繰り返し変奏されてきたその“終末”と“再生”イメージの系譜をたどり、この書が人間の想像力に与えてきた影響の本質に迫る。

目次 : 第1章 「七」という数字―『ヨハネの黙示録』から/ 第2章 終末の源泉―聖書のなかの黙示をたどる/ 第3章 変奏される神話―黙示録思想の展開/ 第4章 女の出番―重なり合う聖女と淫婦/ 第5章 「敵」としてのアンチキリスト―イメージの戦争/ 第6章 カタストロフ―怪獣、核、そして騎士

【著者紹介】
岡田温司 : 1954年広島県に生まれる。1978年京都大学文学部卒業、1985年同大学大学院博士課程修了、岡山大学助教授を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は西洋美術史・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    黙示録は興味の尽きない書物です。黙示録のイメージが現代においてどう影響を与えているかが論じられていました。思想、絵画、文学、映画と様々な要素に聖書のモチーフが普遍的に用いられているのは、西洋における黙示的思想が根付いているからということに他ならないでしょう。キリスト教において「終末」があるのは現世が終わり新たな時代の始まりの預言だと言えます。『ヨハネの黙示録』の解説かと思いましたが、文化論的な内容でした。キリスト教の知識が無いと読むのは厳しく感じられますがなかなか面白かったです。

  • Takayuki Oohashi さん

    昔、新約聖書を読んだことがあります。その時、マタイ伝などで普遍的な「愛」の言葉を語っているイエスがなぜ、黙示録の時は選民主義的な人を呪うような言葉を吐くのだろう、と疑問に思っていました。図書館でこの本を見かけ、借りてみました。西洋の思想に多大な影響を与えているとありました。最終的に共産主義国家になるというマルクスの思想も、大惨劇の後、千年王国が訪れるというこの書物に影響を受けているのではないか、と作者は書いていました。この書物のモチーフである恐怖と希望が、僕たちの生活にも忍び寄っているような気がしました。

  • OKKO (o▽n)v さん

    図書館 ◆3度目の挑戦。「アンチキリスト」ネタ以外はとにかく読み進められず。著者岡田先生の本書をテキストとした講義も、聞けばわかるさと楽観していたがやっぱし頭に入らず ◆もう一つのテーマ「天使」は非常に面白く、著作もガンガン読めたことを思えば、要するに「黙示録」が自分にとって関心の対象外なんだと思うしかない。それでもやらなきゃなんだけどね ◆読み進まない理由の一つでもあるが、わたしゃ構造主義者じゃないってことが第一章読んでてわかったね ◆本書がお好きな方は映画『地獄の黙示録』を読後に必ずご覧ください

  • OKKO (o▽n)v さん

    図書館 ◆ゼミで先生から「ヨハネ黙示録を誤読しておるぞ」と指摘され慌ててあれこれ見直した日々。以前はあんまり興味がなくて(だって好みじゃない路線のファンタジーなんですものww)ナナメ読みで済ましていたがそうもいかなくなってきたので ◆結果、後日先生より「あなたは間違ってなかった、すまぬ」と連絡あり。いや〜報告書執筆に費やす時間が二日減ったのはちょっとお恨み申し上げますぞ! だが悪いのはその場で「いや、コレコレこうですから私は間違ってませんぜ」とキッパリ言えなかった私なのである。うん、勉強不足の私が悪い

  • ひまわり さん

    「ヨハネの黙示録」から発してアンチキリストとは?やバビロンの大淫婦とは?など歴史や絵画なども紹介しつつ解説している。だた幻視はすべてが終わったあとではないと解き明かされないので、過去の人たちがどういう見解をしたかという説明になるのかな。読み物としては面白かった。ヨハネの幻視はエゼキエルやダニエルから影響を受けているが、この時代の人たちは旧約をよく知っていたことにあらためて感動。

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人物・団体紹介

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岡田温司

1954年、広島県三原市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退、現在、京都大学人間・環境学研究科教授。専門は西洋美術史、イタリア思想、美学。精神分析理論の祖であるフロイトに見られるイタリアの影響を読む『フロイトのイタリア』(読売文学賞)などの著書が示すように、その研究は独創的で広い。イタリア現

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