アダムとイヴ 語り継がれる「中心の神話」 中公新書

岡田温司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121021885
ISBN 10 : 4121021886
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
220p;18

内容詳細

『旧約聖書』に登場する、最初の人間アダムとイヴ。二人の名前は「禁断の木の実」「楽園追放」などのキーワードとともに語られ、日本人にとっても馴染み深い。しかし彼らの物語から生まれた、文化、思想、文学・美術作品の多様さは、私たちの想像を遙かに超えるものがある。本書では、美術史的な解説・解釈にとどまらず、アダムとイヴが歴史上いかに語られ、いかに現代社会に影響を及ぼしてきたかを探っていく。

目次 : 第1章 人間の創造/ 第2章 エデンの園/ 第3章 原罪と追放/ 第4章 エデンの東

【著者紹介】
岡田温司 : 1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かりあ@再開しました さん

    めちゃくちゃ面白かった。忙しい日々の中、空いた時間のほとんどをこの本につぎ込みじっくり行きつ戻りつしながら読んだ。アダムとイヴという神話が、いかに今の私たちの社会と関係があるか…。日本がいま西洋思想、主義のなかで生活している以上、キリスト教とは全くの無縁ではないことをつくづく思い知る。キリスト教についてもっと勉強せねばと思う。

  • D.Okada さん

    アダムとイヴ。彼らをめぐる物語が普遍的性格を有するのは「人間とは何か」の本質的テーマがそこに凝縮されているからである。ただ単に美術史の本というわけでなく、現代社会の問題(創造をめぐってはフェミニズム、原罪をめぐっては遺伝学や科学技術の発展)にも言及されており、アダムとイヴをめぐる問いは古くて新しい問いと言える。そもそも創造の段階からその解釈をめぐってプラトン的な両性具有説、フィロンの二重創造説、それらに反論を加えるアウグスティヌスなど論争的なモチーフばかりである。「人間の物語」の始まりの良い入門書。

  • utataneneko さん

    世界中で知らない人はいないであろう、アダムとイヴの物語。この物語が、それぞれの時代やさまざまな立場により、どのような見方をされてきたのか、古今の書物や美術作品などをひもときながら一つ一つ解き明かしていく。一言にアダムとイヴの物語といっても、彼らがどのように生まれどのような意味付けをされてきたのか、楽園とはどこか、そしてその子孫—カインやアベルの物語に至るまで、取り上げられているテーマは多岐にわたり、じつに深い。哲学や神学など難しい話も扱っているが、新書ならではの親しみやすい語り口で、読みやすかった。

  • まーや さん

    アダムとイヴ、語り継がれるからこそ色んな視点があってそれぞれの意見を読むことができて勉強になったなぁ。文章だけでなく、地図や絵画も多くあってそこもまた面白かったし興味深いですね。

  • varietasdelect さん

    あの素晴らしいキリスト教図像学三部作に続く新刊。フェミニズム的な観点からは、あやうい題材であるイヴについて、時代の要請によって都合良く解釈され続けてきた歴史が丹念に解説されている。「イヴへの責任転嫁」についての記述が面白かった。智慧の実を食べたのはイヴにそそのかされたせい、といって神にすがるアダム、よく考えるとホントやなヤツじゃん。そして楽園追放が本当に悪い出来事だったのか?という根本を揺るがす問い。本当に面白い本でした。

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人物・団体紹介

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岡田温司

1954年、広島県三原市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退、現在、京都大学人間・環境学研究科教授。専門は西洋美術史、イタリア思想、美学。精神分析理論の祖であるフロイトに見られるイタリアの影響を読む『フロイトのイタリア』(読売文学賞)などの著書が示すように、その研究は独創的で広い。イタリア現

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