ええ、政治ですが、それが何か? 自分のアタマで考える政治学入門

岡田憲治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750340173
ISBN 10 : 4750340170
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
273p;19

内容詳細

政治をあきらめないための渾身の講義。政治についての誤解と思い込みを払拭し、政治を取り戻すべく、軽妙な筆致で語りつくす「政治とは何か」。

目次 : 第1部 出発点を確かめる―政治的人間の諸条件(政治の味方をしてみたい―私たちはすでに政治的である/ 政治を考える大づかみの定義―不完全な私たちが価値を選択して伝えるということ)/ 第2部 思い込みをとく―政治の4Kからの解放(政治は暗くて汚い?4Kの1―命と嘘と政治/ 政治にはカネがかかる?4Kの2―カネで何が失われるのか?/ 政治は偏っている?4Kの3―無色無垢の安全地帯は存在しない/ 政治なんて関係ない?4Kの4―政治とのかかわりと政治参加のヴァリエーション)/ 第3部 イメージを広げる―あのときのその人たちの格闘(政治とは「正しい世界を作ること」である―正義の実現としての政治/ 政治とは「自分で秩序を作ること」である―作為としての統治/ 政治とは「自分たち自身を支配すること」である―自治としての政治/ 政治とは「戦いの勝者による支配」である―闘争としての政治/ 政治とは「これが現実だとさせること」である―現実観の統制としての政治)/ 第4部 政治を救い出すための言葉―振り返りと未来へのまなざし(政治を立場に応じて使いまわす―私たちにできることとできないこと/ 主体的選択により生まれるもの―自分の頭で考えて決めて覚悟すること)

【著者紹介】
岡田憲治 : 1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学博士)。専修大学法学部教授。専攻は現代デモクラシー理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    政治学者による、政治とは何かを考える入門書。なんだかバカな大学生向けに、難しい政治学の教科書を易しく書いた、という印象です。言葉遣いも荒いし、うーん、なんだかな。中高生にはぴったりかもしれません。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    ゴシ太本。政治的人間(ホモ・ポリティコ)とは、自己政治利益のために多大な投資をおこなう者のこととすると、そうではない人間が大量に存在することになる(31頁)。経済的人間(ホモ・エコノミクス)との対比で。 なんか違和感がある。ざっくりいうと、こう決めたと他者に向かって表現することを政治(34頁)と咀嚼して定義されている。換言して、解釈をめぐる選択を、言葉を通じて不特定多数の他者に示すこと(同頁)。ならば、政治はSNSというツールも不可欠であろう。 

  • Nobuko Hashimoto さん

    とても面白かった。政治学の授業では、言葉を尽くして他者と対話せよと学生に言っているので、おおいに賛同。詳細はブログに記録。http://chekosan.exblog.jp/28046989/ ところで「政治学やってますというと、政治家になるんですかと訊かれる」というのは聞く話だけど、私は言われたためしがない。ジェンダーよね。あ、親戚から一回だけ言われたか。あと初対面の人に日本の政治についてどう思いますか!?と聞かれて困惑したことがある。そんな大問題を大雑把に繰り出して返答を迫るのも乱暴な気がする。

  • はる坊 さん

    今ちょうど衆議院選挙の最中で、この選挙の意味、ひいては、政治の意味をもう一回考えるために再読。僕らは知らず知らずのうちに政治と関わっている。人任せにするのでなく、自分たちでしっかりと考えないといけない。本書は政治というものは何なのか、という問いを考える上で、非常に良い書である。

  • はる坊 さん

    政治に対する考え方が変わった。政治は自分たちには無関係だと思っていても、実は知らぬ間に関わっているし、逃れることが出来ないものなので、それならばもっと自分の意志を持って、流されるのではなく、主体的かつ積極的に関わっていきたいと思った。

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