砂漠の戦争 イラクを駆け抜けた友、奥克彦へ

岡本行夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163659800
ISBN 10 : 4163659803
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
20cm,326p

内容詳細

奥大使よ、あなたの死を決して無駄にはしない。2003年、首相補佐官に再任した著者は、戦後復興のためイラクへ飛び、奥克彦参事官と再会。日本の施策を次々と決定するが…。首相補佐官のイラク回想記。

【著者紹介】
岡本行夫 : 1945年生まれ。外交評論家。68年、一橋大学経済学部卒業、外務省入省。本省では経済局、北米局、海外ではOECD日本政府代表部、在エジプト日本大使館、在米日本大使館勤務。北米第一課長を最後に91年退官。同年、岡本アソシエイツを設立。1996年11月〜98年3月、内閣総理大臣補佐官(沖縄担当)。2001年9月〜03年4月、内閣官房参与。03年4月〜04年3月、内閣総理大臣補佐官(非常勤、イラク担当)。NPO法人「新現役ネット」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sasha さん

    イラクの復興支援にあたっていた日本人外交官が犠牲になった。本書は小泉政権で首相補佐官を務めた著者による、日本の国際支援・自衛隊派遣の在り方を記したものだが、外交官・奥克彦氏への追悼の書だ。アメリカの意向に逆らってまで、イラクの人々の為を考えた外交官が日本にいた。それを忘れてはいけないね。しかし、本当にテロだったのだろうか。謀殺説も根強いようだが…。

  • けんし さん

    日本にもアメリカにもイラクにも自分を犠牲にしてイラクの人のため行動している人いるのだと思った。イラクなんであんなことになったのかつくづく思う

  • Kenji Suzuya さん

    著者がイラク担当補佐官としてどのような仕事をしてきたか、というのが記述のメイン。しかし本書の中心は、まごうことなく、銃撃されて亡くなった奥参事官(特進して大使)への追悼である。惜しい人をなくしてしまったという無念。そして考えさせられるのは、その死に見合うだけの貢献を日本はできたのだろうか、ということだ。

  • Juncito さん

    2004年 ★3.5

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岡本行夫

1945(昭和20)年、神奈川県出身。一橋大学卒。1968(昭和43)年、外務省入省。1991(平成3)年退官、同年岡本アソシエイツを設立。橋本内閣、小泉内閣と2度にわたり首相補佐官を務める。外務省と首相官邸で湾岸戦争、イラク復興、日米安全保障、経済案件などを担当。シリコンバレーでのベンチャーキャピ

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