風俗 江戸東京物語 河出文庫

岡本綺堂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309419220
ISBN 10 : 4309419224
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
429p;15

内容詳細

永遠の名作「半七捕物帳」の著者である岡本綺堂が、岡っ引きの給料事情や、心中は犯罪だったことなど、知られざる江戸の生活の実情を記した「風俗江戸東京物語」。しみじみとした明治の面影を伝える「風俗明治東京物語」の二冊を合本。読みやすい名エッセイにして、時代小説を執筆する際の資料としても必携の、綺堂版江戸東京事典。

【著者紹介】
岡本綺堂 : 1872年生れ。本名敬二。旧御家人を父として東京に生まれる。東京府中学校卒業後、東京日日新聞に入社。記者のかたわら戯曲を書き、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などの名作を発表。定評のある江戸風俗の確かな知識は、人気を博した捕物帳の嚆矢「半七捕物帳」シリーズなどの作品に遺憾なく活かされている。1939年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tatsuo Ohtaka さん

    明治生まれの著者が、古老に聞いて書き留めた江戸時代と、自身が育った明治時代の風俗を書き綴った快著。何よりも単なる歴史事象の説明にとどまらない、庶民の姿が生き生きと描かれている点がすばらしい。「半七捕物帳」を補完して、さらにイメージを拡げる一冊だ。

  • hitsuji023 さん

    読んでると江戸を身近に感じられるような気になると同時に、現代はこんなにも変わってしまったんだなと思った。いろいろ興味深いことは多いけど、落語が好きなのでそれについての引用。「自宅にいても退屈、さりとて近所の家々を毎晩訪問するのも気の毒〜こんな晩には寄席へでも行くの他はない」「今日の寄席がとかく不振の状態にあるのは、その内容いかんよりも、映画その他の娯楽機関が増加したのと、交通機関が発達したためである」「実際、明治時代の一夜を楽しむには、寄席へでも行くの他はなかったのである」

  • でろり〜ん さん

    令和の東京で江戸の風景を偲ぶ場所なんてありゃしないですからね。この著者の記述から想像するばかりですかねえ。 なんか不思議に説得力のある文体なんですよねえ。

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岡本綺堂

1872(明治5)年、元幕臣で英国公使館勤務の岡本純(維新前は敬之助)の長男・敬二として東京高輪に生まれる。幼少より漢詩、英語、演劇の素養を身につけ、19歳で東京日日新聞に入社、ほどなく狂綺堂と号し、劇評の筆を執る。1891年に同紙に小説「高松城」を連載、’96年には初の戯曲「紫宸殿」を発表。以後、

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