自分の中に毒を持て 青春文庫

岡本太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784413096843
ISBN 10 : 4413096843
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
246p;15

内容詳細

目次 : 第1章 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない―迷ったら、危険な道に賭けるんだ(自分の大間違い/ “モノマネ”人間には何も見えない ほか)/ 第2章 個性は出し方 薬になるか毒になるか―他人と同じに生きてると自己嫌悪に陥るだけ(“爆発”発想法/ 道は一本か、十本か ほか)/ 第3章 相手の中から引き出す自分 それが愛―ほんとうの相手をつかむ愛しかた愛されかた(愛の伝え方を間違えると/ “その一瞬”を止める方法 ほか)/ 第4章 あなたは常識人間を捨てられるか―いつも興奮と喜びに満ちた自分になる(きれいになんて生きてはいけない/ 頭を遊ばせて世の中を見てみよう ほか)

【著者紹介】
岡本太郎 : 芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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何度も読み返したくなる本が幾つかあります...

投稿日:2021/07/04 (日)

何度も読み返したくなる本が幾つかありますが、この本はその中の一つです。本を通じて著者に生きる力強さを借りるような感覚でしょうか。

Tamano さん | 不明 | 不明

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個が尊重される社会の方向にあるが、逆に個...

投稿日:2021/06/23 (水)

個が尊重される社会の方向にあるが、逆に個を出すことに消極的になっている現代のように感じる。いかに平気で自分を表現してゆくか。そしてそれに伴うさまざまな軋轢、抵抗に対し、いかなる心構えでいるべきか。学ぶものが多い。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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「人の顔色ばかり伺っていないで、自分の顔...

投稿日:2021/04/19 (月)

「人の顔色ばかり伺っていないで、自分の顔色を伺え」など、メッセージは自分が問いただされた気分になりました。苛烈な人生を送られた方が語っているだけに強く心に訴えかけるものがありました。

Alice さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はっせー さん

    読書友達からいただいた本。20代に読めて本当によかった本であった!岡本太郎さんといえば鬼才の芸術家。その人が書いた人生についての考え方をまとめている。2択で迷ったら危険な方へ。とてもすごいことをいっている。今の世の中できるだけ最短路で楽な道を進もうとしている。だが、それでいいのだろうか。自分の中の情熱に火がつかない生き方ではないか。自分のマイナスな部分を認めてそこからどう発展させて行くか。この本は本当に毒のような本である!言葉1つ1つが重くのしかかる。この毒も薬にできるような人間になりたいと思った!

  • てち さん

    芸術は爆発だと岡本太郎は言った。その意味が少しわかった気がした。彼は、その瞬間を生きている。瞬間瞬間に情熱をほとぼしらせて生きる。現代では、そういった人は出る杭と見なされる。しかし、それに屈してはならない。打ち砕かれることを恐れず、ひたすら自分を純粋に突き出す。これこそが人生である。

  • いっち さん

    「食えることが保証された安全な道」と「食えないかもしれない危険な道」があったとき、大抵前者を選ぶ。私もそうだ。本当にやりたいことを諦め、最低限の収入は必要だからと、そんなにやりたくない仕事を続けている。食えなくなることを考えたら、安全な道を選ぶ。だが岡本さんは「食えないかもしれない危険な道」を選んだ。結果的に食えているが、食えない方を選ぶ度胸がすごい。岡本さんは信念を曲げない。私はそこまで極端にはなれないが、感想くらいは正直に書こうと思う。良いものを良いと、悪いものを悪いと言う。それくらい正直には生きる。

  • ω さん

    好き過ぎるω 個人的には全てに頷くばかり。だらけそうになった時、迷った時、これから何度も繰り返し読むことになると思う。生きる指南書となった( ^ω^ )  なんて言うと、タローに「そんなやつ蹴飛ばしてやりたくなる」とか言われそうですが😹

  • ちえ さん

    少しずつ、時には読んだところをまた読み返しながら時間をかけて読了。店頭で真っ赤なカバーが目に留まり購入。このカバーが上にかかっていたのは岡本太郎展に合わせてか。もっと難しいことを書く人かと思っていたけれど全然そんなことはなかった。子供の時から自我を持ち大人と対等に話しその時その時人生に挑み続けてのいた姿。言葉。太郎の描いた絵、目がある、踊り爆発している。これからもふとページを開いて岡本太郎の言葉に自分を振り返りたい。

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人物・団体紹介

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岡本太郎

1911〜1996年。1929年に渡仏し、『アプストラクシオン・クレアシオン(抽象・創造)協会』に参加するなど、30年代のパリで前衛芸術運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと行動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り

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