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コア・テキスト経済史 ライブラリ経済学コア・テキスト & 最先端 増補版

岡崎哲二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883842452
ISBN 10 : 4883842452
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan

Content Description

目次 : 1 経済史を研究する意味/ 2 経済成長/ 3 経済の歴史的発展に関するさまざまな見方/ 4 制度と経済発展/ 5 市場経済の発展/ 6 生産組織1:工場と企業/ 7 生産組織2:奴隷制・地主制・問屋制/ 8 金融取引と制度

【著者紹介】
岡崎哲二 : 1981年東京大学経済学部卒業。1986年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。東京大学社会科学研究所助手。1989年東京大学経済学部助教授。1999年東京大学大学院経済学研究科教授。この間、スタンフォード大学経済学部客員教授(2002、2003年)、International Economic History Association(IEHA)副会長(2012‐2015年)、IEHA会長(2015年‐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぬめぬめ

    経済史の入門書?大学の授業でも指定されている。著者も書いているが、よくある時系列に基づいたものではなく、トピックベースで書かれている。非常にサクッとまとまっていて、ここから広げていくのが良いかも。基本的に『組織の経済学』のようなコーディネーションとモチベーションをベースとしつつ、またゲーム理論や計量分析も盛り込んでおり、驚きの濃さ。基本的な経済成長モデルから入り、徐々に外生変数として扱っていたものを内生変数として分析していくような流れが分かりやすく、また過去の経済学者のそれぞれの貢献が分かりやすい。

  • きみどり

    「制度と経済発展」の章が面白かった。ノース&トーマスは、経済発展の原因と考えられてきた、技術革新・規模の経済・資本の蓄積といった要因は、むしろ成長そのものだと言う。経済発展は、効率的な経済組織が可能にした。効率的な経済組織は、取引コストを低下させる諸制度から成る。特に国家による所有権保護(契約のエンフォースと財産権の保護)が重要。しかし、これだと諸制度に人々が従う理由は不明。この点を、制度=ナッシュ均衡となる制約として捉えたのが比較歴史制度分析で、制度を国家の強制以外にも広げて考えられるようになった。

  • D.Tsukamoto

    制度分析で高名な先生だけあって、C. ノース以来の制度に着目した経済史というスタイル。説明もわかりやすく、石黒『比較制度分析 入門』ほど読解で苦労はしなかった。数式が少なく、直感的理解がしやすいよう書かれている。それでいて、データ分析の際にどのような代理変数が有用かなど実用面での示唆にも富む。

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