黒衣の聖母 山田風太郎傑作選 推理篇

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309418575
ISBN 10 : 4309418570
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
420p;15

内容詳細

聖女のような娼婦の秘められた顔が破滅を招く「黒衣の聖母」、男女の愛憎が引き起こした惨事「戦艦陸奥」、八月十五日、友人を道連れに死を選んだ青年の哀しき真意「狂風図」、ペストが蔓延する東京で二人の刑事が見た狂気と正気「さようなら」など、戦争に運命を狂わされた人々の悲喜劇を描く傑作推理短篇集。

【著者紹介】
山田風太郎 : 1922年兵庫県生まれ。東京医科大学卒。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第2回探偵作家クラブ賞を受賞。63年から刊行された「山田風太郎忍法全集」がベストセラーとなり忍法帖ブームをまきおこした。その後も明治もの、室町もの等多彩な作品で人気を博す。主な作品に『魔界転生』『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『人間臨終図巻』など。2001年7月28日逝去。10年にはその名を冠した山田風太郎賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • geshi さん

    山風の戦争ミステリ短編集。戦争や国家や歴史といった大きな物語の中にあって、男と女・ひいては人間の物語を描くことこそ山風の戦争への復讐ともいえる。『最後の晩餐』実在の人物を用いて日本が戦争へ突入する前夜をグロテスクに描く。『魔島』戦争小説であり冒険小説であり価値観の対立と変容の話でもあるとんでもない構成力。『さようなら』戦後を舞台に大がかりな幻想を作り上げる妄執の力。『黒衣の聖母』人間の悲喜劇と男と女の愛憎を光と闇の中で見せる山風ミステリの技巧の極み。

  • 有理数 さん

    傑作選【推理篇】と銘打たれてはいるが、ベースになった短編集が戦争小説集で、ほぼ全編が第二次世界大戦を扱っている。探偵役が登場して推理を披露する面持ちの作品は無い。しかし、人間の思想と正義がぶつかり合う中で生まれる、数奇な結末と駆け引き、仕掛けは、ミステリの精神が息づいている。再読ではあるが、表題作「黒衣の聖母」は戦争ミステリとして最高の切れ味を持つ一品。他、ペストが流行る東京を舞台にした、ものすごい結末が絶妙に切ない「さようなら」、戦争に生きるしかなかった青年たちの生き様を描いた「狂風図」が素晴らしい。

  • 山田 さん

    推理というよりは… 第二次世界大戦中に「あった事」を題材にして、作者が作り直した短編小説。なので、「あれ?この話って生き残りは1人じやなかった?」とか事実とのギャップに頭がモヤモヤしてしまう。 それでも、第二次世界大戦中に戦場に送り出された方々の無念や狂気が、平和に不満を漏らす私には切なく感じてしまった。 戦争に洗脳されてるみたいで、嫌だなぁ。

  • ポルコ さん

    昨年の山風生誕100周年で復刊されたもので、NARUTO、赤影、カクレンジャー全てのニンジャの生みの親改め元凶と言ってもいい著者の短編集。 山風の時代劇バトルもの以外の作品を初めて読んだが、ミステリというか、大体の作中時代背景が世界大戦戦中から戦後にかけてだからか、分量の短さであっても印象に残る生々しい陰惨な人間描写が特徴的だ。

  • じゅういち さん

    表紙に惹かれて購入。戦時下で実際にあったであろう悲劇、運命を狂わされた男女を描いた10篇。極限状態での精神の動きや、狂気に吞み込まれていく人間の姿が読みどころ。話の流れとしては似たものもあるが、約束された破滅に向かってぐいぐい引き込んでいく筆力は見事。ごちそうさまでした。

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山田風太郎

1922年兵庫県生まれ。東京医科大学卒。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第2回探偵作家クラブ賞を受賞。63年から刊行された「山田風太郎忍法全集」がベストセラーとなり忍法帖ブームをまきおこした。その後も明治もの、室町もの等多彩な作品で人気を博す。2001年7月28日逝去。10年にはその名を冠した山田

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