妖説太閤記 山田風太郎ベストコレクション 下 角川文庫

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041356678
ISBN 10 : 4041356679
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
追加情報
:
15cm,467p

内容詳細

お市の方へ続く途上の邪魔者をことごとく排除し、秀吉は天下に手を掛ける。だがその時、焦がれ続けた彼女はこの世を去った!絶望する秀吉だったが、彼女に生き写しの遺児・ちゃちゃ姫を手に入れ、遂に切望を果たす。老醜の権力者の欲望は留まることを知らず、肉欲、殺戮、大遠征と、あらんかぎりの悪と権謀の愉しみを開花させ―。女から愛されず、1人の女人と欲に溺れた“人間・秀吉”を正史の背面から描ききった大傑作。

【著者紹介】
山田風太郎 : 1922年兵庫県生まれ。東京医科大卒。47年「達磨峠の事件」で作家デビュー。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞を受賞。その後、58年『甲賀忍法帖』を発表し忍法ブームに火を付けた。また、『警視庁草紙』『幻燈辻馬車』等で、開化小説にも新領域を開いた。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きょちょ さん

    伊達政宗が恭順の意を示し、北条家を滅亡させることによって、秀吉の天下統一がなされる。 しかし、このころから彼は、単なる強欲なエロ爺いでしかなくなる。 民へのあまりにも不当な税・労役、そして朝鮮出兵や養子とした関白秀次を含む家のもの全員の惨殺など、狂気の沙汰である。 少し忍法的話が出てきたのは、逆に残念。 ★★★

  • ken_sakura さん

    通して、とても面白かった\( ˆoˆ )/下巻はとうとう市姫を失い、茶々では心充たされなかった秀吉の後半生。市姫の肘鉄をくらって、「天下も女も手にいれる」と独り言ちた秀吉。上だけ鎧かぶとをつけて、12歳の姫様(前田利家の娘)の処女を奪うのを手始めに、やりたい放題で余計に女性に嫌われる日々。賤ヶ岳の合戦までの抜群の学習能力と陽気に忍ぶ秀吉は市姫と共に死に、その後を天下人にしてやりたい様にやって生きた秀吉を最後に評する家康(山田風太郎)の述懐が良かった。

  • ひこまる さん

    既に何度読み直したことだろう。秀吉の愚かすぎる動機によって周りの人間は全て地獄に堕とされ、かつそれによって引き起こされた歴史事象が全て符号してしまう・・・まさに恐るべき作品で隆慶一郎の「影武者徳川家康」以上の衝撃だった。歴史ものというだけでなく、ミステリー・忍法帖・人間というものについての哲学の要素も満載でどのジャンルにくくっていいのか全く分からない。間違いなく自分の中で山風最高傑作。信長がちょっと妹萌えのまともな人間に思えるほどw、ただ自分の欲望のために無数の人々を葬り去ってきた悪逆無道の秀吉(続く)

  • ちゃま坊 さん

    山田風太郎によると、本能寺以後は秀吉半兵衛官兵衛が描いた脚本通りに歴史は動いてきたらしい。家康以外は次々とライバルを蹴落とし天下をとったが、寿命と後継ぎのことは読めなかったのか。晩年は独裁者秀吉悲惨。

  • ぐうぐう さん

    下層階級出身の者が、功名出世を果たし、天下を取るという、いわゆる陽としての太閤記に対し、山田風太郎は、秀吉の陰の部分を強烈に描き出し、異色の太閤記を作り上げている。お市の方への一途な想いが秀吉の出世欲の芯となり、「天下もとるが、女もとるぞ」という陽気な強欲さが、お市亡きあと、その娘ちゃちゃへの想いへと摩り替わった辺りから、秀吉の欲望は歪さを増していく。おもしろいのは、史実にこだわりながらも、石川五右衛門を物語に絡め、因縁の構図を極めている点だ。(つづく)

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山田風太郎

1922年兵庫県生まれ。東京医科大学卒。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第2回探偵作家クラブ賞を受賞。63年から刊行された「山田風太郎忍法全集」がベストセラーとなり忍法帖ブームをまきおこした。2001年7月28日逝去。10年にはその名を冠した山田風太郎賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された

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