信玄忍法帖 山田風太郎傑作選 忍法篇 河出文庫

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309418032
ISBN 10 : 4309418031
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
376p;15

内容詳細

徳川軍を粉砕し、京へと進軍していた武田軍が突如兵を引いた。信玄が死んだのではないか?真相を探るため、家康は伊賀忍者九人を甲斐に潜入させる。六人の影武者を立て迎え撃つは軍師・山本勘介と真田昌幸、真田忍者!武田家の命運をかけた死闘、ここに開始!忍法春水雛、陰陽転、煩悩鐘…超絶忍法が炸裂する傑作忍法帖!

【著者紹介】
山田風太郎 : 1922年兵庫県生まれ。東京医科大学卒。49年「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で第2回探偵作家クラブ賞を受賞。63年から刊行された「山田風太郎忍法全集」がベストセラーとなり忍法帖ブームをまきおこした。その後も明治もの、室町もの等多彩な作品で人気を博す。2001年7月28日逝去。10年にはその名を冠した山田風太郎賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ポルコ さん

    まだ読んでなかった忍法帖シリーズ。信玄側、山本勘助率いる真田、猿飛、霧隠VS徳川側、服部半蔵率いる伊賀忍者の面々の連作対決小説。とにかくエロに奇想に何でもありの忍法合戦が楽しい。

  • コチ吉 さん

    戦国武将が影武者を使ったことは広く知られているが、信玄は特に有名だろう。それにしても次々と繰り出される忍法の奇想天外さには笑ったり戦慄を覚えたりと、飽きるところを知らない。それでいてキチンと史実の流れからははみ出すことがない。そしてエロではあるがグロではない。

  • 二笑亭 さん

    武田信玄は死んだのか?──真相を探る家康の放った伊賀者。迎え撃つ軍師・山本勘介と真田昌幸、その配下の猿飛・霧隠。異能異形の忍術はいつも通り登場するも、情報戦・諜報戦に重きが置かれ、他の忍法帖とはやや味わいが違う。味方側の視点が勘介、昌幸、忍者二人、武田勝頼に分散しているため、誰を追えば良いのかやや困惑してしまった。が武田勝頼の偉大な父・信玄への劣等感、勘介への不信の筆致が凄まじい。ジョジョのような忍法「時よどみ」、六字花麿の周辺描写は時代を先取りし過ぎていて楽しかった。

  • 糸くず さん

    エログロ超能力バトルロイヤル。少年漫画の王道を行くような手に汗握る展開と奇想天外なキャラクターたちの大集合で抜群の面白さ。とはいえ、無情で沈鬱な最終章の味わいは滅びの予感が満ちていて苦い。

  • ウナム さん

    最近読んだ柳生忍法帖、銀河忍法帖と比べて史実を絡めた歴史小説の色が濃くユーモアが少ない印象。忍術そのものはエロバカ忍法が多いです。武田勢は有能な感じがして伊賀勢はかませ犬な感じがしますが影武者達の暗殺は成功してるので結果オーライなのでしょう。

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山田風太郎

大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を

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