女将さん酒場 ちくま文庫

山田真由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480437587
ISBN 10 : 4480437584
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

日本のオーナーシェフの世界は圧倒的に男社会、飲食の仕事は肉体的にも精神的にもハードで、結婚や出産などライフステージが変わりやすい女性には務まらないと。そんな厳しい世界に飛び込み、生き生きと活躍する女性料理人がいる。彼女たちはなぜ料理の道を志したのか、その決断を支えたものは。飲食に生きる人生を選んだ彼女たちの想いや喜びを丁寧に描いた、すべての働く女性たちへのエール。

目次 : ひとりの「覚悟」 林佐和『やくみや』荒木町/ イタリアンママは三度めで花開く 渡邊マリコ『fujimi do 243』西小山/ 静かな革命を、八ヶ岳から 山戸ユカ『DILL eat,life.』北杜/ 今日、ごはん食べに来ない? 大塩あゆ美『あゆみ食堂』諏訪/ 一杯のラーメンが永遠になるとき 宮代とよ子『ししまい』大磯/ その椅子さえあれば 金岡由美『ぼたん』清澄白河/ 男たちが素顔に戻れる場所 越野美喜子『こしの』渋谷/ 野菜と対話しながら百まで 土井美穂『あめつち』学芸大学/ だしに始まり、だしに終わる 田中悦子『さかなのさけ』六本木/ 下町酒場から広がれ、世界平和 荘司美幸『はりや』鐘ヶ淵/ 働く女性の味方でありたい 大濱幸恵『おおはま』鎌倉/ あかねさす天に向かって 姫田あかね『よしろう』鎌倉/ エピローグ 「自分の場所」をつくった女性たち

【著者紹介】
山田真由美 : 1971年、伊豆下田生まれ。出版社勤務を経てフリーのライター・編集者として数々の書籍、雑誌などの制作に携わる。また、地元下田の酒場『Table TOMATO』の女将として月に10日ほど酒と料理で客をもてなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fwhd8325 さん

    テレビドラマで、女将さん目当てで近所の商店主たちが集まる酒場がありますが、ここに紹介されている女将さんたちは、そんな隙を与えません。お店の紹介ではなく、女将さん自身を紹介されていて、それぞれのドラマを感じさせてくれます。取材期間にコロナでの自粛もあり、数年後に読むとまた違った感想が生まれてくるように思います。

  • かずぼう さん

    自分も女将さん酒場に通いたい!と思わせてくれる本。コロナ禍でTAKEOUTした客の一言『美味しかった、でも店で食べるのと何か違うんだよな〜、ここで食べ呑むから最高なんだよ』に共感。独身の頃、家で呑んで『何か店で呑むのと違うんだよな』と親に言ったら、『じゃ、家で金払って飲めば旨い』と言われたのを思い出した。どこかの店に通おうかな。

  • K1 さん

    居酒屋は明日の活力をつくる場所ーコロナの影響で外飲みがしにくいご時世ですが、酒場の灯りを消してはいけないと思いました。

  • こだま さん

    一人で自分の店を切り盛りする女将さん13人が紹介されています。コロナ禍で奮闘する様子も描かれていて、個人経営の飲食店を応援したいと思いました。

  • ごーちゃん さん

    著者の「おじさん酒場 増補新版」という著作が楽しく、面白くてこの作品も間隔を空けずに続けて読んだ。「おじさん酒場 増補新版」では一つの店に対して様々なキャラクターの面々、お客という名の一癖も二癖もある酒飲みおじさんやスマートな酒飲みおじさん達。この作品では一つの店に対して店主である一人の女将。女将の思いや考えなどの掘り下げがしっかりしており、感心する場面は多々あるがいかんせん真面目過ぎて疲れる。

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人物・団体紹介

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山田真由美

1989年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在、北海道教育大学札幌校学校教育専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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