ブラックスワン ハルキ文庫

山田正紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894565067
ISBN 10 : 4894565064
フォーマット
出版社
発行年月
1999年03月
日本
追加情報
:
16cm,287p

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読書メーターレビュー

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  • ぶ〜よん さん

    世田谷区のテニスクラブで、女性の焼死事件が発生した。焼死した女性は、18年前に行方不明になっていた女子大生と判明する。事の発端は、新潟県瓢湖。良くある若い男女7人の青春旅行だが、そこで発見した黒い白鳥ブラックスワンが死亡したことで、関係がおかしくなる。当事者達の手記で物語が進み、それらの微妙な食い違いや、そこから導き出される推理を楽しみながら読み進める。最大のヒントは、主演バレリーナが白鳥オデットと黒鳥オディールの一人二役を演じる「白鳥の湖」。ラスト数ページで、しっかりと落としてくれました。

  • きっしぃ さん

    テニスクラブでの焼死事件、被害者は18年前に行方不明になっていた女性だった。18年前に彼女になにがあったのかが、関係者の手記から徐々に明らかになっていくが、事実が示されたとき一瞬ぽかん、てなってしまった…。1988年に発表されたものなのでDNA鑑定がされなかったり多少古さを感じさせるけど、推理小説としてはとても楽しめました。とりあえず、色々確認のためにさらっと読み返します。

  • 岡本正行 さん

    ミステリー小説なので、詳しくあぁやこうや言うと、ネタバレになって面白くない。白鳥の変種でもないが、黒い白鳥、ブラックスワンをネタにした話。男女の学生が、この黒い白鳥の死をいろいろと捉えて、それが18年後様々な事件を起こす。意外な展開も含め、アリバイ工作や男女の機微、性的関係や社会での過ごし方、いろいろ幅広く話を進めている。最後は、自殺や他殺、あるいは人生観や社会観まで広めている。あまりに広すぎて、少しなにがなんだかわからない面もある。終わってみれば、ある種、ただの大騒ぎと自己満足な面が感じられる。時間潰し

  • ヨーコ・オクダ さん

    バイト先で知り合った男子4名、女子3名。一緒にバレエの白鳥の湖を観たことがきっかけとなり、スキー&瓢湖の白鳥観賞の旅へ出る。それから長い年月が経ち、ずっと行方不明やった亜矢子が会員制のテニスクラブで焼死する事件が発生。彼女の親から依頼を受けた、亜矢子に関する友人たちによる手記をまとめる仕事をしつつ、失踪の謎解きに努める桑野が主人公。7人の学生のそれぞれの性格、若さゆえの想い、勢い、悪戯、犯罪行為…それぞれの要素が絡み合って生まれた悲劇。真相を知ってもただただ切ないだけ…。

  • アマニョッキ さん

    頂き本です。 なかなか読みごたえのあるミステリーでした。 私はミステリ読みではないので、きちんと最後にはびっくりさせて頂いて、楽しめました。 古い作品ですが、秀作だと思います。

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人物・団体紹介

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山田正紀

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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