ミレニアム・レター 文春文庫

山田宗樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167914585
ISBN 10 : 4167914581
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
304p;16

内容詳細

離婚を経験し、無気力に生きる横河に、ある日二通の手紙が届いた。差出人は自分と元妻。それは10年前、幸せな結婚生活を誓い合った二人が、未来の自分たちに宛てたあるメッセージだった。表題作他、背筋の凍るホラーやミステリー作品まで。心の機微を繊細に描いたオムニバス短編集。話題作『代体』のパイロット版短編も特別収録。

【著者紹介】
山田宗樹 : 1965年、愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了。製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、98年、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2003年に発表した『嫌われ松子の一生』が映画化、ドラマ化され大ベストセラーになる。13年『百年法』で、第66回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんたろー さん

    久々の山田さんは読み逃していた短編集…以前に刊行された単行本を改題し、『代体』の別バージョンの短編を足した文庫版。殆どの作品を読んだ印象では、初期は社会派サスペンスが多く、近年はSFが主流になっていると認識していたが「ホラー系や日常ホノボノ系もイケる!」と違う一面が判った。ジャンルは違えど心情を判り易く表現する筆致は変わらず、読み易く共感できる。特に夫婦の機微を描いた表題作は、青年期の熱情や中年期の惰性に頷きながら、チョッと希望の見える終わり方に山田さんらしい愛情を感じた。今後は短編集も時折書いて欲しい♬

  • ホッパー さん

    短編集。ジャンルはバラバラ。最後の「代体」が突出して面白い。

  • dr2006 さん

    様々な時代背景のドラマ、ミステリー、ホラー、更にSFまで、バラエティーに富んだ短編集。作者による巻末の解説も嬉しい。どれも切れ味が良くて続き(長編)が読みたくなる。中でも、中規模農薬メーカー営業職の苦悩を描く「混入」が面白かった。同社が命運をかけた水田用の農薬「ブラサイト」を使ったある農家が「稲が枯れた!」とクレームを入れてきた。ご立腹強面農家の対応に奔走する新入社員緒方恵子と先輩営業マンの辻を描く。また、同作者の長編「代体」を読んでいたので、巻末の短編「代体」は、スピンオフみたいでなんか得した気分(笑)

  • ピロ麻呂 さん

    これはいい!ほのぼの系、SF、ホラー、バラエティに富んだ、サクッと読める短編集☆山田宗樹作品は嫌われ松子、百年法など長編も好きだけど、短編も素晴らしいですね!

  • なっち さん

    6編からなる短編集。読めば読むほど既視感が…奥付の前のページを見て愕然。単行本『ランチブッフェ』の改題+短編1つだった。読メに登録がないから2013年5月以前に図書館で借りた読んだことになる。この文庫化に際し加筆修正したらしい。『代体』の長編バージョンも読みたいな。

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山田宗樹

1965年愛知県生まれ。『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画化、ドラマ化され話題となる。2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞(長編および連絡短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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