武器で読み解く日本史 (PHP文庫)

山田勝 (講師)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569769486
ISBN 10 : 4569769489
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;15

内容詳細

一つの武器の誕生が歴史を大きく動かした!南北朝時代の「槍」の登場により、戦争は個人の戦いから大規模集団戦へと大きく変革。下剋上が起こり、全国各地に戦国大名が生まれた。また「鉄砲・大砲」を駆使する武将たちの登場で、天下は一気に統一に向かった。本書では、弓、矛から軍艦、戦闘機までの武器・兵器が、いつ生まれ、時代にどう影響を及ぼしたかを解説する。文庫書き下ろし。

目次 : 仏教伝来時の権力闘争に決着をつけ、やがて武士の象徴となった飛び道具 弓/ 神話に登場し、古代日本の対外政策にも関与しながら消えていった長柄武器 矛/ 「古代出雲王国」の高い技術を示し、現代の皇室にも伝わる儀礼用の武器 剣/ 武士の台頭とともに登場し、南北朝時代までの小規模の集団戦で使われた武器 薙刀/ 蒙古襲来で日本人を驚かせるも、日本ではあまり使われなかった火薬の武器 てつはう/ 鎌倉幕府の滅亡、応仁の乱、下剋上…。日本の合戦を変えた足軽の主要武器 槍/ 戦い方に合わせて進化し、平安時代から明治時代まで使われた「武士の魂」 刀/ 難敵・村上水軍を撃破し、織田信長の野望を叶えた戦国時代最強の軍船 鉄甲船/ 合戦にまつわるあらゆる常識をすべて覆し、武田と織田の命運を分けた武器 鉄砲・大砲/ 負けないために武将たちが工夫をこらした、合戦における守りの主役 防具・城/ 200年以上続いた「鎖国」を終わらせ、近代軍政の始まりを告げた号砲 小銃・大砲/ 西洋列強へのコンプレックスを払拭するが、やがて過信をもたらした海戦の主役 軍艦/ 物資不足の日本で苦心の末に生産され、太平洋戦争の戦術を決定づけた兵器 戦車/ 高い性能と巧みな操縦術で、量に勝る連合軍とも渡りあった日本の戦闘機 航空機/ ふたるの都市を破壊し、いまだに世界のパワーバランスを左右する殺人兵器 原子爆弾

【著者紹介】
山田勝 : 1972年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。代々木ゼミナール、お茶の水ゼミナール日本史講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本 さん

    弓矢から原子力爆弾まで武器と日本史を追っていく一冊。江戸時代までと明治維新後で内容が大きく分かれるが、個人的には江戸時代までの武器で留めておいた方が良かったのではないか。戦闘機、戦艦、戦車などの解説本は数多あるのに対して、手持ちの武器を中心に解説する方が貴重な気がする。

  • fseigojp さん

    太刀と打刀 反りは前者がつよく騎乗用 後者は歩兵用

  • スプリント さん

    日本で使われてきた武器を逸話を交えて紹介してます。

  • オールド・ボリシェビク さん

    矛と盾から始まり、弓、剣、刀などなど、日本史において果たした武器の役割をたどっていく。隆盛を極めた薙刀がなぜ、槍に取って代わったのか、考えると楽しい。武器により、戦い方は異なり、けっきょく強い武器を手にした者が、歴史の勝者になっていくわけだ。その究極が核兵器と言うことになる。どこかの国も核を持ちたがるわけである。

  • 権三郎 さん

    剣の刀身は60cm前後で片手持ちだったというのはイメージと違いました。もっと長くて両手持ちだと思っていました。剣から刀に変わった理由をもっと深く掘り下げて欲しかった。古代〜中世にかけて相手に損害を与えた兵器は、弓、槍、飛礫の順と読んだことがありますが、この本には飛礫がなかったのが残念。

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