カフカ 田舎医者

山村浩二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903267678
ISBN 10 : 4903267679
フォーマット
発行年月
2007年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,63p

内容詳細

絶望的なこの道を、私は歩くしかないのだ…。田舎医者の孤独と不安、そして絶望を描いたカフカの傑作短編を、山村浩二が映像化。同作品を絵本化した、映画とはまた違った絵の魅力を楽しめる1冊。

【著者紹介】
山村浩二 : アニメーション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 草食系 さん

    異様で不気味なイラストとカフカの文章が合わさって、奇妙な迫力で迫ってくる。この短い世界でなんでこんなに怖いんだろう。世の中に対する諦めと怒り、彩られた絶望、第一級の陰欝さで、なんだか感心した。瀕死の少年と医者の会話の場面では、絶望が納得に変わる旅立ちを描いていて、明るさも希望も徹底的に不要としている。凄いなあ。

  • 空猫 さん

    短編アニメを絵本化したもの。相変わらず主人公が不条理な災難に巻き込まれるのだが、そのイビツな世界が見事に表現されている。音、声、臭い、寒さ、困惑、葛藤…それらが手に取るように感じられ、さらにカフカの世界だけでなく挿絵も翻訳された日本語もあとがきも全て堪能できる、そんな贅沢な一冊。訳者あとがきで、少年の傷口を「薔薇(ローザ)色」とした理由が書かれていた。これが解っただけでもお釣りが来るというのに。無料版ばかりで読んでちゃいけないねぇ…

  • とまつ さん

    アニメーション作家・山村浩二の映像作品が絵本となっている。原作はフランツ・カフカの短編作品。カフカにそれほど詳しい訳ではないが、なんとなく持っている自分のカフカのイメージに、この絵はピッタリ当てはまっている気がする。不気味だがどこか可笑しく、思わず読み入り、見入ってしまう。これは映像の方も観てみたい。

  • yk さん

    お〜。カフカってすごいな〜。衝撃的な本だ。

  • Tonex さん

    同名のアニメの絵本化。実はこの絵本は読んでないのだが、アニメを見て衝撃を受けたので、こちらに感想を書く。何といっても、絵の迫力。キャラクターの造形。動き。歪み。豚小屋から男が、そして2頭の馬が出てくるシーン、患者の家に馬車が一瞬で到達するシーンでは思わず声が出た。そして、音。効果音や背後に流れる音楽。声優として起用された狂言師の語り。なぜか心の声が2人いるが、その声が重なる箇所では鳥肌がたった。(ローザの声が金原ひとみである理由はよくわからない。)ただただ映像と音声に圧倒された21分。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品