１９３１年、大阪に生まれる。名古屋外語専門学校（現南山大学）在学中に書いた「二重密室の謎」が、１９４９年雑誌「宝石」に掲載されデビュー。文学座演出助手、内外タイムス社会部記者を経て作家生活に入る。１９７７年『わが懐旧的探偵作家論』で日本推理作家協会賞、１９８０年に『湯殿山麓呪い村』で角川小説賞を受賞。小説教室の講師を長年務め、篠田節子、新津きよみ、宮部みゆきら、多くの後進の指導に当たった
『断頭台/疫病 竹書房文庫』より

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