朝の霧

山本一力

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163811802
ISBN 10 : 416381180X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
248p 19cm(B6)

内容詳細

四国統一を目指す元親の妹・養甫を娶り、長宗我部の旗下で勇名を轟かす波川玄蕃だが、元親の妬心から二人の溝は広がっていき、やがて悲劇が…。戦では常に先頭に立ち、領民を慈しみ、妻と子を愛した名将。索莫たる戦国乱世に、夫婦の情愛が胸を打つ。

【著者紹介】
山本一力 : 1948年、高知県生まれ。都立世田谷工業高校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、97年、「蒼龍」で第七十七回オール讀物新人賞を受賞。2002年、『あかね空』で第百二十六回直木賞受賞。デビュー以来、江戸下町を舞台にした人情時代小説を書き続け、近年ではジョン万次郎や坂本龍馬を主人公にした大河歴史小説にも進出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 紫 綺 さん

    山本作品には珍しく、戦国武将もの。今人気の長曽我部元親が悪役。領民を慈しみ、妻と子を愛した名将、波川玄蕃の悲劇の物語。土佐弁の愛嬌のある響きが、逆に悲しみを募らせる。

  • jima さん

    四国統一を目指す長宗我部元親の妹・養甫を妻とする波川玄蕃の物語。町人ものが多い作者には珍しい武将を描いた作品。でもやはり、町中で必死に生きる町人を描いた作品の方が好きです。

  • maito/まいと さん

    山本一力さんの時代物って、よくよく考えると久々(読メ登録前かな?)。町人や職人モノが多い印象がするけれど、本作は四国に舞台にした、ちょっとマニアックな設定。複数の人物を若干複雑に活躍させるため、内容に入り込むのが難しい反面、随所で風景描写をいろとりどり差し込んでいるので、物語が殺伐としないのは流石。長宗我部元親旗下で名将とうたわれた浪川玄蕃の盛衰は、名声ありすぎることが、本人達の幸せにつながらないことをひしひしと感じさせられた。ラストの引き離した描写は切なすぎる(涙)

  • ジュール リブレ さん

    山本一力さんの時代物は、予定調和的なシンプルで勧善懲悪的なストーリーが売りな気がするけど、今回は、少しスタイルを変えてみたかな? 安土時代の四国攻防記。長宗我部元親の先鋒として名を馳せた浪川玄蕃の盛衰を玄蕃の側から追った話。翻弄される人たちの姿が切ない。

  • ジュール リブレ さん

    2年ほど前にも読んでいたのだけど、ほとんど忘れてました。前よりもしみる部分と、一言いいたい気分と。私も2つ歳をとったのだなと。。まだまだ浪川玄播のように円熟してませんが。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品