桃太郎侍 上巻 春陽文庫

山手樹一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784394904700
ISBN 10 : 4394904706
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

あの大人気TVシリーズの原点、ついに復刊!!
かつぎ呉服で元盗賊の伊之助は、往来で二人の侍に絡まれている踊りの師匠小鈴を助けた若い浪人に惚れ込んだ。桃太郎と名乗るその男は、女手ひとつで育ててくれた乳母と死に別れ、今日から天涯孤独、宿なしの身。伊之助の世話で通称お化け長屋に住むことになった桃太郎侍だったが、ふとした出逢いから、さる大藩のお家騒動に巻き込まれ、やがて敵味方入り乱れての鬼退治の旅路が始まる! アクションあり、恋あり、そして涙あり‥‥。大衆文学で一時代を築いた山手樹一郎の代表作、大人気TVシリーズの原点となった傑作長編!

【著者紹介】
山手樹一郎 : 明治32年(1899年)、栃木県に生まれる。大正6年(1917年)明治中学校を卒業後、昭和2年(1927年)博文館へ入社し『少年少女譚海』の編集長を務める。仕事のかたわら小説の執筆を始め、昭和8年(1933年)より山手樹一郎の筆名で作品を発表、昭和14年(1939年)より専業作家となる。長谷川伸主宰の「十五日の会」(後の新鷹会)に加わり研鑽を積む。『桃太郎侍』『夢介千両みやげ』などで国民的人気作家となる。昭和53年(1978年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 安曇野レイ さん

    山手作品をだいぶ読み上げた頃に、原点ともいうべき本書を読みました。現在進行系で登場するメインキャラクターは、それほど凄惨な目に遭わないという、その後の王道とは一味違う面があり、ラストは切なく、哀しい一面あり。とはいえ、デビュー作としてはもちろん力が入っており、素晴らしい作品であることは間違いありません。おそらく読者の意見に、哀しい最期を遂げた人物への意見(希望)が、少なからずあったのでは…などと…その後の山手作品の形成を想像できます。

  • かずさん さん

    テレビで観たのを思い出しながら、読んだ。

  • カド さん

    再読。記憶してた話と違った。この作家は似た設定、似たキャラの順列組合せでたくさん書いているので頭の中で混乱する。ま、そこが安心して読める面白さなんだけど。 因みにテレビドラマはほとんど別物。 乳母と死に別れ浪人になった自称桃太郎侍がお家騒動に巻き込まれ、剣と知略で陰謀組を鬼退治していく話。 恋あり、泣かせあり、笑いありのドキドキハラハラ活劇で、これぞ昭和大衆小説の王道という感じ。 下巻へ続く。

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人物・団体紹介

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山手樹一郎

1899年、栃木県生まれ。編集者を経て文筆生活に入る。1940年より新聞連載を始め翌年刊行の『桃太郎侍』が大人気を博し、時代小説家としての地位を不動のものとした。その後も読者を楽しませることに徹した明朗闊達、爽快な作風で国民的人気作家として活躍し、映像化作品も多い。1977年勲三等瑞宝章を受章、19

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