Product Details
ISBN 10 : 4910815538
Content Description
ある朝、起きてみたら“僕”は猫になっていた。奇妙な扉を抜けると、そこには牧歌的な風景が広がっている。レンゲ畑にサクラ並木……懐かしさに満ちた心の景色。突然の出来事に戸惑っているところに、突然現れた1匹の白猫。白猫にいざなわれ、向かった先には……。洗練された構図に流れる郷愁的な空気が、読者の心に眠るあたたかな記憶を呼び覚ます。叙情性豊かな色使いで綴る、絵本界のネオジャパネスク。
「ねこになりたいなぁ……」−部屋で気持ち良さげに昼寝している飼い猫を眺めていると、ふと、そういう想いに耽ってしまうことがあります。この物語は、多くの人々が一度は体験する、ちょっとした日頃の願望を下敷きにしています。
人生には「思いもよらぬこと」「自分が思い描いたとおりになら無いこと」が多々あります。でも、どんな時でも、最後にこう思えたら幸せだと思います。「まぁ、いいか」と。
《著者情報》
山口てつじ(ヤマグチテツジ)
1972年大阪生まれ。
風合いのある綿麻混合の布に手描き染めした「手染絵」の作品を制作。
身近な自然や命をテーマに、日本の季節や文化などの要素を加え、
花鳥画、風景画、縁起物、風物詩などの作品を描く。
海外のアートショーや企画展などにも出展し人気を得る。
2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。
猫とお酒が好き。
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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anne@灯れ松明の火
読了日:2024/10/26
niaomi
読了日:2025/03/22
千利体
読了日:2024/10/18
Mayumi_M
読了日:2025/05/02
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