総会屋とバブル 文春新書

尾島正洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166612413
ISBN 10 : 4166612417
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
246p;18

内容詳細

闇社会の住人でありながら、株主総会で経営陣を攻撃し、震え上がらせた総会屋たち。三菱グループ、野村証券などの一流企業が、なぜ彼らの呪縛から逃れられなかったのか。論談同友会など総会屋たちの証言をもとにバブル経済の裏面史を描く。

目次 : 第1章 総会屋の源流とバブル前夜/ 第2章 日本で一番長かった株主総会/ 第3章 狙われた流通業界/ 第4章 「社内総会屋」と呼ばれた男/ 第5章 損失補填スキャンダルと稲川会/ 第6章 野村証券の蹉跌と第一勧銀の呪縛/ 第7章 山一証券の崩壊と新井将敬の自殺/ 第8章 三菱グループの“汚れた原点”/ 終章 消滅していく総会屋

【著者紹介】
尾島正洋 : ノンフィクションライター。1966年生まれ。埼玉県出身。早稲田大学政経学部卒。1992年、産経新聞社入社。警察庁記者クラブ、警視庁キャップ、神奈川県警キャップ、司法記者クラブ、国税庁記者クラブなどを担当し、主に社会部で事件の取材を続けてきた。2019年3月末に退社し、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kuma さん

    経済事件を総会屋の観点から、企業、経営者の立ち位置を見る、個別の総会屋は知っていたが、改めてまとめて振り返るとスタンス時代が見えてくる。

  • 魚京童! さん

    質問に答えられないのが問題ではないんだ。つつがなく進行するのであれば、なんにも意味がないよね。結局、何が大事なのかを見失っている。私が良ければそれでいいのだ。個体を優先する。社会で生きているのに、社会に参加しない。その結果、みんなでアイヒマンになる。アイヒマン万歳!そこだよね。当然のように社会参加ってハンナは言ってるけど、みんなが参加するわけではないし、そこまで頭が回っていないヒトが多い。民主主義だからね。声が大きいものが勝つ。正しいものは考えなきゃいけないからね。難しいよね。

  • 緋莢 さん

    図書館本。<大過なく30分程度で終了するのがお決まりで、いわゆる「シャンシャン総会」が当たり前と 言われていた(中略)総会が紛糾して長びけば、トラブルを多く抱える「問題企業」というイメージで世間から見られかねない>こんな風に「はじめに」で書かれていますが、こういう認識じゃ、そりゃ総会屋が跋扈するよなぁ、と。「株主総会ではどれだけ時間がかかろうが、株主の質問には 最後まで真摯に答える」(続く

  • うつしみ さん

    ここに描かれているのは裏の連中の下品さと大企業エリートの弱さである。また政治家の品性は裏社会のそれと同じである。法を軽視し骨抜きにしてしまう屁理屈の様な方便を使って巨額の金を動かす。それが日本流の解決法だなんて本気で言ってた時代があったのだ。清濁併せ呑む人物こそ優秀みたいな風潮があったのは、社会がそんな風にできてたからだろう。社会が成熟しても暴力団とのしがらみを断ち切れなかったのは、それこそが日本社会の本質だったからなんだろう。裏も表も渾然一体となった事なかれ主義の談合社会。それがバブルの日本だったのだ。

  • スプリント さん

    総会屋という存在はすでに過去のものとなりましたが、企業の裏の顔を知り暗躍した時代の証としてとても興味深い内容でした。

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尾島正洋

ノンフィクション作家。埼玉県出身、早稲田大学政治経済学部卒業。1992年、産経新聞社入社。主に社会部で事件取材を続け、警察庁記者クラブ、警視庁キャップ、神奈川県警キャップ、司法記者クラブなどを担当した。2019年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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