焦心日記 河出文庫

少年アヤ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416373
ISBN 10 : 4309416373
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
280p;15

内容詳細

小さい頃から“おかま”として生きてきた少年アヤが、ラブリーでファンシーなグッズたちや、男性アイドルにひたすら夢中になりながら、自分を見つめた365日。セクシュアリティのこと、家族のこと、そして衝撃的な事件の後に、やがて訪れる内なる“王子さま”との邂逅…。熱狂的人気を得たウェブ日記連載を完全収録。

【著者紹介】
少年アヤ : 1989年生まれ。エッセイスト。自らのセクシュアリティや家族について書いた文章が、広く共感を得る。2014年、人気ブログを書籍化した『尼のような子』(祥伝社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かのこ さん

    作者の(たぶん)本当の1年間の日記。少年アヤさんは私が高校生くらいの頃、自らを「おかま」と称していたブロガーさんだった。当時からその鋭すぎる切り口と毒のあるユーモアが好きだったけれど、そういう彼の性的なアイデンティティに対し色々なことを思えるほど、私は大人ではなかった。前半はとても面白い。アイドルを神と崇める彼自身のあけすけすぎる暴走記に涙と笑いが止まらない。極彩色の地獄。…なのだけれど、中盤から、これは別の物語になる。一人の人間が、自分とそのルーツに徹底的に向き合い、戦い抜く、いわば戦記に変わっていく。

  • yokki さん

    「アイドルに救われ、アイドルに裁かれ、つまるところアイドルは神そのものです。」

  • もよこ さん

    強烈に惹かれるのは、コンプレックスの裏返し。キラキラ輝くアイドルになりたい。普通の男の子になりたい。ゲイであり、かわいいものが好きな少年アヤ。「おかま」として生きてきたけれどやっぱり性自認は男で、だけど周りの「男」のようには生きられない彼がそんな自分と向き合い、受け入れていく。自分は性自認に悩んだことはないが、周囲が期待する「女」として生きられないことに不安を感じないわけではない。そして、周りに同じように悩む人たちがいる。そんな中で彼の葛藤と克服は私に寄り添ってくれた。これからも何度も読み返したい本。

  • YUMINSU さん

    通勤本。すっかり読書から遠ざかっているのでリハビリとして読みやすい日記を選んでみました。ヲタクの欲望が赤裸々かつ面白く綴られていて予想通り読みやすかったのですが途中から妄想が物語的に広がってなんだかすごかった…。でも時々これは私と私の推しのことだ、と思ってしまうところが間違いなく自分もヲタクだと痛感。

  • ぐう さん

    やっと読了……前作も次作も近作も読めてないので、いつか読めたらもっとちゃんと考えたい。。この本の話じゃなくなるけども、たとえば坂口恭平氏や永田カビさんの作品を追っていると、一作だけ読むと誤読する、動向を追いつづけないと核心を取りこぼす、と思う。「読者には誤読の自由がある」みたいな話もあるけれど、作品と私生活とのリンク度が高い/作者の人生と作品とが繋がったまま公にされているような作品は特に、「これまで」や「その後」があることを忘れてはいけないんだよな……という当たり前のことを思うのだった なのでまた考える!

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少年アヤ

1989年生まれ。私生活を綴ったブログが話題となりエッセイストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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