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図南の翼 十二国記 講談社x文庫ホワイトハート

Fuyumi Ono

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062552295
ISBN 10 : 4062552299
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1996
Japan

Customer Reviews

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ライトノベル「十二国記」シリーズの1つ。...

投稿日:2010/08/20 (金)

ライトノベル「十二国記」シリーズの1つ。恭国にて、豪商の娘として暮らす少女・珠晶が王になるまでを描いた話。選挙などの、私たち国民の政治への参加意識について考えさせられる作品です。

羽夏 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 七色一味

    読破。典型的上昇志向なシンデレラ・ストーリー、という感じ? 舞台は大陸北西の恭国。供麒が生まれた後27年を経ても新王が登極しないばかりに荒れていく恭国と、身を守るのみで国の荒廃をまるで他人ごとのように見る大人たちに嫌気が差した珠晶が、家を飛び出し蓬山をめざします。 まぁ、きつい性格。そして、とことん公平で前向き、何事も自ら消化して結論づけていくその性格は、まさに王の器。その珠晶の言動には朱氏も他の従者もタジタジ。その器が、今の日本に欲しい! そして、泰麒以上になんか情けなさそうな供麒が、ちょっと哀れ(笑)

  • 南北

    再読。恭国では27年間、王不在のままで治安が悪化しています。そんな中12歳の珠晶は王になることを決意して蓬山を目指します。十二国記の中では楽しく読める部類だと思いますが、一気に読むことができました。以前雁国の話で出てきた更夜が出てきたのでニヤリとしてしまいました。最後に奏国の話で締めくくったのも良かったと思います。

  • nabe

    昇山の少女、珠晶。抜群に面白かった。黄海を旅する人間達はジャングルに群れる草食動物そのものだと思う。弱者を犠牲にしてリスクを減らす。これほど過酷な道程だったことに驚きを隠せない。「自分に対しても他人に対しても己を繕うから、とにもかくにも善良であろうとする」はて、耳に痛い言葉じゃないか。珠晶のように自分の心を曲げずに生きられたらと思うし、それをやり遂げてしまうからこそこの物語は爽快なんだろう。今までの人生の全ての巡り合わせこそを器量と言うのであれば、今自分が置かれている立ち位置こそが自分自身に他ならない。

  • 風里

    十二国記再読祭り中。 珠晶の幼さにイライラするが、子供とはそういうものでもある。 それぞれ抱える事情も思惑も違うから、必ずしも己と同じ答えが導かれるわけではない。 折り合いをつけるというのは、純粋な分実は子供の方が大変なのかもしれない。

  • たいぱぱ

    「−更夜」という台詞に全身鳥肌、チキン南蛮!シリーズ読み進める毎にシリーズ最高傑作が更新されて行きますが、これもまた最高傑作(仮)!!表紙の女の子(珠晶)の可愛さも最高傑作!と思っていたら、なんと12歳・・・。朝ドラ『あさが来た』に出演していた清原果耶を、会社の同僚とふたりで「可愛い!可愛い!」と連呼してた後に、果耶ちゃんが13歳と知った時の気まずさを思い出す(笑)。王になるべく昇山する為に、妖魔が跋扈する黄海を12歳の女の子が渡りきるロード小説。こう書くと陳腐だけど、本当に色々と深いんですよ、この作品。

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