グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087754575
ISBN 10 : 408775457X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
296p;20

内容詳細

研人のバンド“TOKYO BANDWAGON”がイギリスでアルバムのレコーディングを行うことに。我南人の引率で、藍子とマードックが暮らす家を訪れた一行。しかし、滞在中にマードックの姿が消えて…。東京の堀田家と現地の仲間たち総動員で、不可解な「誘拐」と「美術品盗難」の真相に迫る!「東京バンドワゴン」シリーズ第16弾にして番外長編!

【著者紹介】
小路幸也 : 北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二九回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。代表作「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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小路先生の代表作である「東京バンドワゴン...

投稿日:2021/06/14 (月)

小路先生の代表作である「東京バンドワゴンシリーズ」の、第16弾 です。今回はいつもの下町大第族の出番はほとんどなく、ロンドン での出来事が描かれます。そして長編です。 現在はロンドンに住んでいる藍子の夫であるマードックが突然行方不明になります。 レコーディングのため藍子宅を訪れていた我南人、研人とバンド仲間が解決のために 奔走します。 番外編のため、物語の半分がロンドンの警察官の視点で進みます。このためいつもの シリーズより犯罪性も高そうに見えます。逆に、本当に犯罪が進行しているのか どうか、読者も疑問を持ってしまう微妙な加減が、ミステリーにも強い小路先生 の妙味だと思います。犯罪者、マードック、藍子と家族、ロンドン警察を結ぶ 様々な接点に、これまでシリーズを紡いできた要素が集約されているところに、 今回の番外編の一番のおもしろさがありました。 強いて言えば、解決がややご都合主義に見えるかもしれません。しかし小路先生 はシリーズの最後に必ず「たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれた テレビドラマへ」と謝辞を送っています。物語が幸せに描かれること、これが 「東京バンドワゴンシリーズ」で最も力点を置いているところなのだと 思います。 とてもおもしろかったです。

WM-102 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    ♡東京バンドワゴンシリーズ完読プロジェクト! https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11307678?sort=book_count&order=desc 今回は、番外編東京バンドワゴンinLondon&Oxfordですが、少しLOVEとドラマが足りない気がしました。エルトン・ジョンも不思議! https://www.youtube.com/watch?v=Xd4rUNZNrTc https://lp.shueisha.co.jp/bandwagon/

  • 寂しがり屋の狼さん さん

    失われた絵と、あなたを取り戻すために。『LOVE』は国境を超えて…研人のバンド【TOKYO BANDWAGON】がイギリスでアルバムのレコーディングを行うことに。我南人の引率で藍子とマードックが暮らす家を訪れた一行。しかし、滞在中にマードックの姿が消えて…東京の堀田家と現地の仲間たち総動員で不可解な謎に迫る!シリーズ番外編!今回はサチさん大活躍ですね(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)次作へGO!です

  • ウッディ さん

    レコーディングのためイギリスに渡った研人のバンドTOKYO BANDWAGONと我南人とサチさん。そんな時、藍子の夫マードックさんが行方不明になる。スコットランドヤードを巻き込んだ絵画窃盗事件を解決することができたのか?いつもの朝食風景でなく、人数少なめのイングリッシュブレックファーストに、東京バンドワゴンらしさがなく、違和感ありありでした。このシリーズの面白さは、下町人情と息の合った家族の連携プレイでの円満解決だと思うのだが、今回はかなり強引すぎるような気がした。読まなければ良かったかなぁ。

  • 蒼 さん

    人はLOVEの為に罪を犯す事もあるけど、LOVEゆえに許される事もある、我南人の言葉は連綿と続く堀田家が巻き込まれるドタバタ騒動の真髄そのもの。今回はイギリスでマードックさんと妻藍子が巻き込まれた事件を、我南人、研人、イギリスが誇るロックスター、キース達が両手一杯のLOVEで収めていく。いつものほっこり要素よりもドキドキ要素多めだけど、その分きっとハッピーなエンディングが待っていると信じられる読書だった。おそらく掘田家に馴染みのある方なら、楽しめるに違いない。大好きです掘田家の皆様、また来年会いましょう。

  • おしゃべりメガネ さん

    たまに書かれる番外編。今回の舞台は海を越えて、マードック&藍子さんの暮らすイギリスへ。海外が舞台なだけに登場人物が限られてしまうのが、正直ちょっと残念なトコでした。このシリーズはやっぱり「勘一」を筆頭にあの古本屋でのドタバタが醍醐味なので、そこがなかったから寂しく感じたのかもしれません。これはこれでステキな一冊ではありますが、今までのシリーズとは別モノと割りきって読んだほうがいいのかもしれません。「研人」をはじめ、バンドの面々がクローズアップされてるのもスピンオフならではかもしれません。また来年ですね。

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人物・団体紹介

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小路幸也

北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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