すべての神様の十月 PHP文芸文庫

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569767567
ISBN 10 : 4569767567
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
266p;15

内容詳細

帆奈がバーで隣り合ったイケメンは、死神だった!?死神は、これまでに幸せを感じたことがないらしい。なぜなら幸せを感じた瞬間…(「幸せな死神」)。貧乏神に取り憑かれていた雅人。そうとは知らず、彼は冴えない自分の人生を“小吉人生”と呼び、楽しんでいたのだが…(「貧乏神の災難」)。人生の大切なものを見失った人間の前に現れる神々たち。その意外な目的とは?優しさとせつなさが胸を打つ連作短篇集。

【著者紹介】
小路幸也 : 1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction』で第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    俺のそばにいてくれる神様はどなたかなと、ついつい考えてしまいますね。そんな八百万の神様の短編集。優しさ溢れ、心がすごく温まります。これまで読んだ小路幸也作品では、一番好きかも!そして、ぜひ続編が出てほしいと、強く思った久しぶりの作品ですね。神様もいろいろ大変だあ。いろいろ事情があるみたいだよ。でも神様同士は仲が良いんだね。そんなわけで、俺のそばにいる神様はどの神様なんだ!気になるわ〜(笑)人にオススメできる作品ですよ。

  • 合縁奇縁 さん

    神様が登場する7つの話を収録した連作短編集。人生の大切なものを見失った人間の前に現れる神々たち。死神、福の神、厄病神、九十九神、道祖神、八咫烏、文庫限定の山の神様など多くの神様は人間界に混じって暮しながら、神様の仕事をしている。各話の神様が繋がっていて、八百万の神が当然のように知り合い同士というのも、世間って狭いなって感じます。短編の中でも「お釜の九十九神」のお話は泣けました。「神様」と聞くと、神聖な存在な感じなのですが、この本に登場する神様はとても身近に感じられます。この短編を読んで、

  • machi☺︎︎゛ さん

    十月に読もうと思っていた一冊。八百万の神様と言っても、死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神、山の神など様々な神様がいてそれぞれの管轄がある 。人生の岐路に立ち大切なものを見失いそうになった人たちにそっと寄り添い進むべき道を示してくれる。そんな神様たちの連作短編集だった。

  • 蒼 さん

    ささくれた心を平らかにしてもらうには、とても良い読書となりました。日本の八百万の神様達がなんとも人間っぽくて、無駄にイケメンの死神がスマートで彼の物語をもっと読みたい。オマケの山の神の中でようやく彼が貰った名前が判明して、喉に刺さった小骨が取れた気分。いい名前貰ったね、死神さん💓

  • シナモン さん

    貧乏神、疫病神、福の神…人生にはいろんな神様が関わってるんだなぁ。「規則正しい生活をする。きちんとご飯を食べる」「笑う門には福来る」読後、ほっこりと良い気持ちに。九十九神の話が一番好きでした。

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小路幸也

北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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