すべての神様の十月 3 PHP文芸文庫

小路幸也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569903736
ISBN 10 : 4569903738
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

死神、福の神、風神、雷神‥‥気まぐれで心優しい八百万の神と、人間たちとのちょっと不思議な《縁》を描いた、人気シリーズ第三弾。

【著者紹介】
小路幸也 : 1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp‐town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    小路さんの作品は温かい。気配りのある温かさだ。疫病神、死神も、小路さんの手にかかれば、会いたいと思うのは、温かさがあるからね。。小路マジックの炸裂ですね。その小路さんも神の一人かも(笑)。八百万の神というからね、全ては無理だけど、まだ見ぬ神、自分が知らない神も書いてほしいな。ひょっとしたら、外に一歩踏み出すと歩いてる見知らぬ人が神様かもしれません。いやいや、外に出なくても、家族、大切にしてる物が神様かもしれませんねえ。シリーズを読み続けてるうちに、そう思ってしまう素敵なシリーズは、もう第三弾です。

  • ちょろこ さん

    楽しかった一冊。神様と人間との不思議な縁と時間を描いた気になっていたシリーズ。温かくて、微笑ましくて、最初から最後まで読んでいて楽しかった。福の神はもちろん、神様ってこんなにもたくさん居らっしゃって、日常という場に紛れ込んで、人間たちを見ていらっしゃるのかな、なんて素直に思えちゃう。「コンビニで恩返し」は直球のほっこり。「方向音痴は治りません」の方向音痴の理由が巧すぎる。人と神との関係をビシッときめてくれた最後の神様二人も好印象。古来より神と共に生きる日本って良いな。そんな想いが最後にひと匙残るって最高。

  • タイ子 さん

    シリーズ第三弾。日本には八百万の神様がいて見守って下さると言いながら、悪い事が起これば「神も仏もないもんだ」とか攻めて神様のせいにしたがる日本人の何と多い事か。神様も楽じゃない。その神様が思いがけない人になって登場、オチ的な登場はいくらでも読んでいたいと思ってしまう。コンビニに朝夕来てベンチに座って食事をする女子高生。店主は勝手な想像をする、もしや義父からの性的虐待か?いやはや本当の姿は…。他にも韋駄天タクシー、疫病神に道祖神、雨女と龍神、雷神、姿を変えて今日もどこかにいると思えば何やら面白くなる。

  • ピース さん

    神様といえば万能のように感じるが決してそうではない。けれど身近なところにいる。そしてみんなに少し幸せを与える。そんなことを感じさせてくれる話だった。

  • ゆみねこ さん

    人々の暮らしの中に色々な神様が。福の神・死神・風神・雷神から付喪神、心優しき八百万の神様たちと人間の不思議な縁は読んでいてとても楽しい。「コンビニで恩返し」「方向音痴は治りません」、韋駄天のタクシードライバーの「間に合わせます」が面白かった。

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人物・団体紹介

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小路幸也

北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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