猪木道 政治家・アントニオ猪木 未来に伝える闘魂の全真実

小西一禎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029603
ISBN 10 : 4309029604
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
184p;19

内容詳細

アントニオ猪木は天才政治家だった。イラク人質解放を始め、人間力で切り開いた驚嘆すべき政治の新次元を、熟練の記者が歴史に刻む!

【著者紹介】
小西一禎 : 1972年埼玉県生まれ。96年慶應義塾大学商学部卒業後、共同通信社入社。熊本、福岡、静岡での地方勤務を経て、2005年より本社政治部記者。15年、米国政府の招聘を受け「インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム」(IVLP)に参加。会社の「配偶者海外転勤同行休職制度」を男子として初めて活用し、17年に妻、二児とともに渡米、東海岸・ニュージャージー州に移住。20年、休職制度満期につき退社。現在、フリージャーナリスト。この間、コロンビア大学東アジア研究所客員研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    「政治家」としてのアントニオ猪木の功績に迫る本。印象度B+  プロレスラー・猪木の本は数あるが、政治家としての面を掘り下げた本は珍しい。 猪木の功績は、なんといっても単独訪問で「イラク人質解放」を成し遂げたこと。1年目のペーペー議員が自身の知名度(アリ戦の功績)と行動力だけで解決したのだから凄い。政治家は2期務めたそうだが、途中落選している。弟子だったプロレスラーの高田が立候補し、プロレス票が分散した為らしい。高田は猪木の選挙車が来るとスピーカーの音量を上げて邪魔したという(苦笑)

  • 西澤 隆 さん

    猪木に心酔し時にあんまりな言動に失笑もし、結果として「これぞプロレス」な境地にたどりついた身としては本書もまた「政治の書」ではなくまぎれもないプロレス。とはいえ政治家自身が自らの仕事を語る本は本職の政治家でもこういう手触りだなと思えば猪木もまぎれもなく政治家だったのだなとも思う。フットワーク軽い外交は反対の立場から見れば「御しやすい広告塔として相手に利用された」ということ。クレムリンで厚遇を受けて舞い上がったことがきっかけと本書でもあるようになかなか怖くもある。でもそこも含めて自分は猪木ファンなんだよなあ

  • みじんこ さん

    インタビューも交えつつ、政治家としての猪木のこれまでの活動を追う。イラク政府との人質解放交渉は、世代ではないのでそんな経緯があったのかと思い読んだ。北朝鮮との独自外交など、彼の世界的知名度やパイプ生かしたやり方はまさに型破りで自由、悪く言えばスタンドプレーがすぎるという印象。二期目の国会質疑は彼のキャラクター性がそのまま持ち込まれていて面白い。歳を取った今ではアントニオ猪木という名前、イメージが重荷になっているというのは意外でもあり、寂しくもある。知らぬものはいない人物であるという証でもあるのだろうが。

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人物・団体紹介

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小西一禎

1972年生まれ、埼玉県行田市出身。ジャーナリスト・作家。慶應義塾大学卒業後、共同通信社に入社。政治部で首相官邸や外務省などを担当し、2017年に妻のアメリカ赴任に伴い会社の休職制度を男性で初めて取得、妻・二児と渡米した。在米中に退社。元コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。在米時から、駐在員の夫

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