奇食珍食 中公文庫

小泉武夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122020887
ISBN 10 : 4122020883
フォーマット
出版社
発行年月
1994年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,203p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    本書には文化相対主義が貫かれている。ある種の食文化が別の文化圏では奇食に見えることを踏まえて述べているのである。しかし、この分野ではやはり中国が他を圧するだろう。しかも、凄いと思うのは単体としての食材ではなくて、組み合わせとしてのそれである。例えばフナの魚唇と熊の掌の煮込みであるとか、豚の胃袋と貝柱にアヒルの舌を煮込んだ料理とか。キビャックや子ネズミの活け造りなどそうとうにグロテスクな料理も登場するが、それもまた文化の中に位置づけられているのである。そうした本書のスタンスには好感が持てる。

  • kinkin さん

    再読。発酵食品の権威でもある小泉先生の食、その中でも世間一般にはゲテ物といわれる物も紹介されている。虫や両生類、爬虫類他哺乳類含めて世界の奇食珍食。テレビを見ていると自称グルメのタレントや先生が多いが、グルメであればこそこうした奇食珍食を制覇してはじめてグルメといえるのではないか。

  • yamatoshiuruhashi さん

    小泉武夫氏による食い物エッセイ。まあ、呆れるほどなんでも色々食べた経験をお持ちの人である。内容は一度は読んだことがある話ばかり。どうも一度買ったことがある本を、ネットの「おすすめ」で買ってしまったようだ。面白いから、まっいいか。息子に本書はやろう。読んでいると腹が減る。出張中のホテルでジャンクフードに手が出てしまいそうだった。

  • Tomomi Yazaki さん

    今でこそ寿司は世界中で食されていますが、昔は海外では生の魚なんてゲテモノ扱いでした。でも本書に出てくる料理はそれどころではない珍品奇品がズラ〜リ。昆虫などの奇食から灰まで食べ、ありとあらゆる数多の食材を紹介。発酵食に関しては第一人者の名に恥じぬ知識でこれでもかというくらい詳しく解説する。でもやはり、珍食に限らず日本食の、素材を活かし手間ひまをかけた繊細な味は、世界の料理の中でも群を抜いている。これほど多くの珍料理を詳しく綴っている本も珍しいです。200頁しかないのに、読了まで一週間もかかってしまいました。

  • さいちゃん さん

    図書本。テレビの罰ゲームでしか見たことないような、様々な虫や哺乳類などなどの料理が出てきました。食感や味を想像しながら読んでましたが、なんとも口の中がウゥグゥ〜〜っと・・・。「食」は奥が深いですね。びっくりしたのが、猫も食べるということ。以前どこかで、猫は肉の中にも毛があるから、食べれないというのを聞いてたんですが、違ったようです。世界には、いろんな物を食材として食べてるんですね。ちなみに、私の実家では「ナマコ」は食べてます。

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小泉武夫

農学博士、発酵学者、文筆家。1943年福島県の酒造家に生まれる。(財)日本発酵機構余呉研究所所長、東京農業大学教授を経て同大学名誉教授。現在は鹿児島大学、福島大学、石川県立大学、宮城大学等の客員教授

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