大借金男・百〓と漱石センセイ

小森陽一 (国文学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784406065122
ISBN 10 : 4406065121
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
浜矩子 ,  
追加情報
:
187p;19

内容詳細

面白すぎる!「文学×おカネ」の異色対話。

目次 : 1 漱石・百〓の珍問答が映すカネとヒト―小森陽一×浜矩子(漱石先生から借金する弟子・百〓/ 借金は人を「信用」する行為(である場合も)/ 『道草』の中のカネ、質屋の話/ 高利貸しと質屋の違いは人間関係の違い/ 百〓に学ぶ通貨論とダークな漱石先生 ほか)/ 2 二人の時代と「コロナの時代」(漱石文学の中の感染症(小森陽一)/ 新「出エジプト記」―我らは熱夢から出でて共に生きる世界に旅立てるか(浜矩子))

【著者紹介】
小森陽一 (国文学) : 東京大学名誉教授、文芸評論家。「九条の会」事務局長。1953年東京生まれ。北海道大学大学院文学研究科国語国文学専攻博士後期課程退学

浜矩子 : 同志社大学大学院ビジネス研究科専門職学位課程教授。エコノミスト。1952年東京生まれ。一橋大学経済学部卒業。75年三菱総合研究所入社、同英国駐在員事務所初代所長、同政策・経済研究センター主席研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • agtk さん

    内田百間と漱石の関係を、金という視点で捉えた本。「道草」を本書に書かれているようなことを確かめながら読んでみるのも面白いかもしれない。

  • 皐月 さん

    カネと経済、金融についての記述が多かった。対談形式なので読みやすくはある。お金や借金に対する、漱石と百閧ニのスタンスの違い。 政治批判が読みたかったわけではなかったが、そういう人による著作なのでまあ仕方ない。図書館にて。

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