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テクノロジーって何だろう? 未完了相で出会い直すための手引き

小林茂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802513500
ISBN 10 : 480251350X
Format
Books
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どんどん進歩していくテクノロジーに、ついていけなさを感じていませんか。
本書は、ハイデガー、スティグレール、ユク・ホイからポスト現象学まで、技術哲学のエッセンスをわかりやすく解説しつつ、ベルクソンの時間哲学を接続させ「未完了相」を照らし出すことで、「テクノロジー」というものの捉え方を更新する一冊です。
芸術と科学の融合を掲げる学校IAMASで長きにわたって教鞭をとり、日本のメイカー・ムーブメントを牽引してきた著者が、テクノロジーに対して手触り感を持てるよう導きます。

こんな人に:
・生成AIを利用して仕事などをしているが、先端的なテクノロジーについていけなさや不安を感じている人
・テクノロジーを利用して作品制作やプロダクト開発をしているが、受け身で使っていることに疑問を感じている人

【著者紹介】
小林茂 : 博士(メディアデザイン学)、学士(総合科学)。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]図書館長・教授。未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ(2007年度第1期)。広島大学総合科学部総合科学科生体行動科学コース卒業、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shinta

    「受け身で単なる道具としてテクノロジーを受け入れるのではなく、自分なりの関わり方を見つけていく過程そのものが、創造的で主体的な設計行為なのです」(p8)。プロジェクトでこの視点を大切にしており、内容に共鳴。1-2章では、テクノロジーを大文字と小文字に分けて丁寧に定義しています。特に2章のポスト現象学的解釈により、テクノロジーとは我々が世界と関わる媒介的存在だと認識できました。触発されJobsがiPhone を発表して以来、私たちと世界の向き合い方がどう変わったか、本書の分析をもとに省察しました。

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