先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学

小林朋道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806713753
ISBN 10 : 4806713759
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
202p;19

内容詳細

ヘビを怖がるヤギ部のヤギコ、高山を歩くアカハライモリ、飼育箱を脱走したアオダイショウのアオ…。大学キャンパスを舞台に起こる動物事件を人間動物行動学の視点から描き、人と自然の精神的つながりを探る。

【著者紹介】
小林朋道 : 1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。専門は動物行動学、人間比較行動学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    驚くべき動物の行動。 街にスプレー等でサインをつけるホモサピエンスの動物行動学的意味の考察、解釈が面白く。ホンドタヌキの溜め糞の動物行動学的意味と重ねるの面白い。因みに溜め糞を、今は「タメフン」と呼ぶそうな。タヌキ溜め糞のニオイを通じて情報交換をしているそうな。 社会的な迷惑行動で思い当たる事があって。マフラーを改造したバイクを乗る若いホモサピエンスのオスが居ますが、昼間の社会では気にも留められる事もなく。その反動で夜な夜な「俺を見てくれー」と悲痛な叫びを轟かせている様に思えるのね。

  • 依空 さん

    先生シリーズ2作目。シマリスがヘビを齧るという行為に驚いたけれど、身を守る為の知恵だったのですね。こういう知らないことを分かりやすく且つ楽しく教えてくれるから、このシリーズは面白いです。更には、スプレー等を使って駅前や建物によく描かれているサインというか落書きを、狸の溜め糞と繋げて人間動物行動学を語るという、その発想と展開が素晴らしいです。あれは動物のマーキングと一緒かよ!と、大爆笑しちゃいました。そして大きさや顔の違いから5匹のナガレホトケドジョウの個体識別が出来るだなんて、生物への愛が伝わってきます。

  • 美登利 さん

    あら?タイトルと表紙のイラストが違っているのは何故かしら。このシマリスの取っている行動にはびっくりしました。まさに身の危険を顧みずなんですね。小林先生本人も楽しんでのプロジェクト研究は学生のやる気も引き出し、読んでいて清々しい。机上の授業だけでは無いところが、この大学の一番の魅力ですね。飼い主を選ぶイヌネコの話にはうるっとさせられました。

  • ねむねむあくび♪ さん

    図書館の本。動物の意外な行動に驚いたり笑ったり。ユニークで面白い取り組みは、知性と柔軟な発想力の顕れですねぇ。鳥取に行って、小林先生の授業が聴きたくなりました〜ヽ(=´▽`=)ノ(笑)

  • スケキヨ さん

    一巻に引き続き、教授から動物+学生達への愛情にほっこりしました。教授のめくるめく野望が今後、どう広がるのか、追っかけたいです〜

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人物・団体紹介

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小林朋道

1958(昭和33)年岡山県生まれ。公立鳥取環境大学副学長・環境学部環境学科教授。同ヤギ部顧問。岡山大学卒、理学博士(京都大学)。ヒトを含むさまざまな動物について、動物行動学の視点で研究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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