小林多喜二 蟹工船

小林多喜二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906605446
ISBN 10 : 4906605443
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,190p

内容詳細

プロレタリアートの生存闘争を鼓舞した古典的名著「蟹工船」を、丹念な注を付して現代に読まれるテキストとして復刻。新自由主義の暴虐がプレカリアートを襲う時代に、今こそ甦る「蟹工船」の叫びを読み解く。

【著者紹介】
小林多喜二 : 1903年‐1933年。プロレタリア作家。労働運動に携わりつつ作家活動を開始し、日本のプロレタリア文学の旗手となる。1933年2月20日、警視庁スパイの手で捕えられ、東京築地署で特高警察により拷問虐殺された

雨宮処凛 : 1975年生まれ。作家。『週刊金曜日』編集委員

野崎六助著 : 1947年生まれ。作家。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アポロ さん

    漁業に関わる者として予備知識無く読んでみた!これは想像するだけで恐ろしい!なんだこの感じ、ついつい先を読んでしまった!

  • ひ  ほ さん

    組曲虐殺の流れから読了。壮絶なとしか言いようがなかったです。

  • fu さん

    近年再評価されている作品だとは知らなかったが、解説が雨宮処凛とあったのでピンときた。現代のブラック企業と重ねて読まれているのも納得。どんなに過酷な状況下であっても、人々は立ちあがる。弱い立場の労働者たちが団結して抵抗する、これが労働組合の原点なのかも。

  • ゆき さん

    「やはり俺の労働環境は間違っている!!!!」とラノベ調の題名をつけてみたらいいんじゃないかとネットで出ていて、なるほどねーっと。それならもっと読む人が増えるかもしれませんね。表紙を今時のCGで美男子ばっかりのきらきらにしちゃうんですよ、でも内容は「生臭い」んです。(笑)風呂に入れず、監督には横っ面殴られて、死人が出るのもまあ日常っていう劣悪環境。「女工哀史」もそうですが、昔の人は偉かったんですよ。

  • 白のヒメ さん

    蟹を加工する船上で虐待されている労働者が、一致団結して雇用者に自分たちの権限を求める動きを始める。今の労働組合の原型?しかし、ここまで猛烈な悪環境の中で働かされた労働者たちがかつていたのだろうか。実話をもとにしている小説だと聞くけれど、あまりにむごい。そしてふとあの国やあの国の国民が頭に浮かぶ。もしかしたら、この現代でも権力者に虫けらのように押しつぶされている、非力な労働者たちが実際に存在するのかもしれない。・・・想像はそこで止まってしまうけれど、とにかく自分は今の日本の平和を、先人に感謝するのみ。

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人物・団体紹介

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小林多喜二

秋田県出身。小樽高等商業学校卒業後、北海道拓殖銀行に就職するが『蟹工船』を発表し、解雇され上京。プロレタリア文学の旗手として注目される。当時非合法の日本共産党に入党し、左翼活動に注力するが、内通者によって特高警察に逮捕され、苛酷な拷問により29歳の若さで獄中死した(本データはこの書籍が刊行された当時

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