裏読みシャーロック・ホームズ ドイルの暗号

小林司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562048656
ISBN 10 : 4562048654
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
243p 19cm(B6)

内容詳細

「父親のアルコール症、母親の婚外恋愛…シャーロック・ホームズは著者コナン・ドイルの『家庭の悲劇』から生まれた」。日本を代表するシャーロキアンにして精神科医の著者が贈る「最後の挨拶」。

目次 : 第1章 そもそも「ホームズ物語」とは何なのか/ 第2章 見えるものと見えないもの/ 第3章 読み方の実習/ 第4章 裏側を読んでみる/ 第5章 コナン・ドイル人とその人生/ 第6章 日本におけるシャーロック・ホームズその受容の歴史

【著者紹介】
小林司 : 1929年、青森県弘前市生まれ。59年東京大学大学院博士課程修了。医学博士。神経研究所研究部長、青山学院女子短期大学教授、上智大学カウンセリング研究所教授などを経て、メンタル・ヘルス国際情報センター所長。作家。シャーロキアン。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(米国)、ロンドン・シャーロック・ホームズ会その他会員。2010年没

東山あかね : 1947年、東京都生まれ。東京女子大学短期大学部を経て72年に明治学院大学社会学部卒業。フォトジャーナリスト。シャーロキアン。77年に夫の小林司とともに非営利同好者団体、日本シャーロック・ホームズ・クラブを創立(現在の会員800名)、事務局を運営。小林氏と共著のホームズ関係の著書は74冊。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(米国)ほか会員。健康・生きがいアドバイザー、社会福祉士、精神保健福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Die-Go さん

    図書館本。シャーロック・ホームズ関連32冊目。『ホームズ』シリーズの著者、コナン・ドイルが意識的に、また、無意識的に著書に込めたメッセージを読み取る。確かに、言われて見れば!と言うこともあったが、同じネタの繰り返しや、それは穿ち過ぎだろうと言うこともあって、最後は少々食傷気味になってしまった。惜しい!★★★☆☆

  • ぽま さん

    ホームズ譚の行間をコナン・ドイルの半生から読みといていく。特に、登場人物たちをドイルの周辺の人々にメトニミー(置き換え)することにより、その裏に隠された意図を探るという趣向である。少々の強引さは禁じえない部分もあるものの、海外のシャーロキアンたちはあまり試みない読み方らしく、独自性を感じる。/筆者夫妻主催のシャーロキアン団体でのセミナー内容の記述などもあり、正典の読み方の一助としても興味深い。『唇の捻れた男』のその後については個人的にも推測していただけに、1つの解釈を与えてくれた点については特に満足。

  • アルクシ・ガイ さん

    そこまで言い切っていいものなのか。「〜と考えられなくもない」「〜という見方もありうるのではなかろうか」の語尾が連続だとそれはそれでウザいが。あるいはネタ切れなのかも。後半は、この本を手に取るぐらいの人なら言わずもがなのホームズ雑学が並んでました。

  • ゆう さん

    最近、新訳でシリーズを読み返してみてあらためて面白かったので、この本を手に取ってみました。 小林さん、東山さんはたぶん有名なシャーロッキアンで前にも著書や訳書を読んだことがあり、今回も楽しみにしてたんですが、ドイルの実生活が作品にどう反映されてるか、っていう心理学的な部分が多く、少しがっかりでした。

  • s_n さん

    日本屈指のシャーロキアンである精神科医による解説本。職業柄かコナン・ドイルのトラウマにフォーカスしている。そして肝心の作品を読んでからでないとなんとも言えないのだが、とりあえず「シャーロキアン」入門に。

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