食堂かたつむり

小川糸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591100639
ISBN 10 : 4591100634
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小川糸 ,  
追加情報
:
20cm,234p

内容詳細

衝撃的な失恋とともに声を失った倫子は故郷に戻り、実家の離れで食堂かたつむりを始める。ここの料理を食べると、恋や願い事が叶うという噂とともに、食堂は評判になるが…。

【著者紹介】
小川糸 : 1973年生まれ。作詞家・春嵐として音楽制作チームFairlifeに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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映像、小説どちらも大好きです。食べること...

投稿日:2021/06/20 (日)

映像、小説どちらも大好きです。食べることと命について、はじめてむきあわせてくれた作品でした。登場する料理もどれも美味しそうで、ワクワクします。愛情を感じる場面では大号泣してしまいました。

モモボンバー さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • にいにい さん

    初小川糸さん。食べることの素晴しさ、食で人生も変えられるんだと訴えかけた作品? 風景、空気が綺麗な田舎で、採算を無視して、お客の為だけに料理する。その料理によって、心が洗われる。おいしそうな、暖かそうな、心がこもった「もてなし」。それらが、読者にも真っ直ぐ届く。エルメスやおかんの手紙には、ウルっとさせられた。読んでいてちょっと幸せになる一冊。ただ、声の話やネオコンの絡み、インド人の恋人がこの物語に不可欠だったのかは、疑問が残る。BLのチョコムーンも本編と抽出があって面白い。

  • takaC さん

    ふぐパーティーまで(起・承部)は比較的惰性で読んでいたが、急転直下の転・結部は貪るように読んだ。この展開&結末に繋げるための計算尽くの前半なのだとしたらなかなかのテクニシャンですね。ネオコンがどうなっちゃったのかが良くわからないけど。

  • mura_ユル活動 さん

    狙ったような描写が多いと感じましたが、結局、その人の存在価値があるかどうか、人のためになっているかどうか、そんなことが問われているのだと思います。「食堂かたつむりの料理を食べると恋や願い事が叶う」と。

  • ミナコ@灯れ松明の火 さん

    突っ込みどころを探し出したらきりがない、ある意味おとぎ話のような物語。きちんと「いただきます」をして、命をきちんと繋いでいくこと。食べるということに対してすっと背筋が伸びるような場面も多々あった。「主人公が愛情を注いだ料理を食べたから幸せになれた」なんて甘いことを現実には信じることはできないけれど、おいしいごはんやごはんを食べる時間が幸せに繋がることは確かにあると思う。さあ、今日は何を食べようかな。

  • よむよむ さん

    食べることは大好きだけど、料理は苦手・・・いつもテキトーにしか作らない私。おいしい料理と食べ物すべてに対して誠実で真摯な料理人のこのお話を読むと、もっと食べるという行為に関心を向けていかなくてはと思う。ヒトの身体は食べ物からできている。そんな、当たり前だけど大切なことをしみじみ考えたくなる。誰に聞いたか忘れてしまったが、「いただきます」は「あなたの命をいただきます」のことなのだという話を思い出した。ルリコさんの手紙に布団の中で涙してしまいました。

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