食堂かたつむり ポプラ文庫

小川糸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591115015
ISBN 10 : 4591115011
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小川糸 ,  
追加情報
:
16cm,289p

商品説明

恋とともに何もかもを失い、そのショックで声まで失くした倫子は、ふるさとに戻り、小さな食堂を始める。
お客様は一日一組。食堂は次第に評判を呼ぶように…。

内容詳細

同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。巻末に番外編収録。

(「BOOK」データベースより)

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女性の書いた小説らしく、苦労話はあっても...

投稿日:2010/02/13 (土)

女性の書いた小説らしく、苦労話はあっても、とても可愛いところがたくさんある作品だと思いました。わたしも食堂かたつむりでお食事をしてみたい気分でいっぱいになりました。食堂かたつむりの、あのペンキで作った看板を見てみたいと思ったり。ジュテーム・スープも自分で作ってみようかな、って思ったりしました。最後の方のエルメスを「解体」してしまうシーンが悲しかったけど、あれでいいんだ、と思わせるところがありました。やっぱりあれでいいんですね。番外編として収録されている「チョコムーン」はちょっと意外な作品。「食堂かたつむり」を読んでおかないと意味が解らない作品です。これも女の子が書いた作品っぽい雰囲気ですが、人によっては苦手な作品かも知れません。「食堂かたつむり」は近年では好きな作品の一つになりました。

春奈 さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちょこまーぶる さん

    読みやすい本だった。主人公と母親の関係が良好だったらこの話は成り立たない。良好ではない関係だからこそ料理に没頭し、その料理によって母親との距離を近づけていくことができた様に思える。そして、母親の生きざまが解き明かされていくにしたがい、母親の生きること・子どもへの哲学さえも感じ取れて圧倒されてしまった。で、主人公への遺言状ともとれる母親の手紙の文面は感動的で、電車内で涙腺が緩んでしまいそうだった。

  • zero1 さん

    我々は、命を食べて生きる。食べることの意味を表現した作品。財産とともに消えたインド人の彼氏。倫子は田舎に帰って1日1組だけの食堂を開く。確執の母と豚のエルメス。そして終盤の展開。この作品を「くだらない」と見るか、それとも「読む価値あり」とするか。読者が試されている。番外編「チョコムーン」も収録。映画にもなった「かもめ食堂」や漫画「深夜食堂」など、食堂にはドラマがある。食べる際は命を忘れず「いただきます」と言おう。何度でも再読しよう。

  • yoshida さん

    一人の女性の喪失と再生の物語。同棲していた恋人に家財道具も全て持ち去られ、倫子は声も失う。山深い故郷に戻った倫子は、一日に一組のお客様をもてなす「食堂かたつむり」を開業する。様々な事情を抱えた人々が来店する。彼らは練りに練った倫子の料理に癒され、倫子も少しずつ傷ついた心を回復してゆく。おかんや熊さん、ネオコン等の登場人物も個性が強いが根は素敵な人々。倫子とおかんの関係もある大きな事件を機に修復され、おかんの手紙が倫子を救う。料理がきっかけとはいえ、人は人に手酷く傷つけられても、人に救われる。名作でした。

  • ウッディ さん

    2人で小さなレストランを持つという夢とともに全てを持ち逃げされた倫子は、故郷に戻り、1日1組だけの客に料理を振る舞う食堂かたつむりの開店にこぎつける。地元の食材を慈しみ、十分に手を加えた料理は、それを食べた人に奇跡をもたらす。現実はこんなに全てがうまく運ぶはずはないと思いながらも、この優しく温かい物語に身を委ねている感じが心地良く、いつまでも読んでいたいお話でした。一つ一つのことに愛情を注ぎ、丁寧に生きる事の素晴らしさを知るとともに、幸せに生きるために必要な物って、多くないのでは思わせてくれました。

  • 馨 さん

    『食堂かたつむり』と短編『チョコムーン』。失恋し地元に帰省し声がでなくなった倫子が1日1組限定で料理を振る舞う食堂かたつむり、丁寧に気持ちを込めて料理を作ってくれるあんな食堂があったら絶対に行きたい。倫子が作るメニューはどれも美味しそうでした。エルメスのシーンやおかんのシーンが悲しかったです。お母さんに感謝して、言える時にちゃんと伝えたいことは言った方が良いし、我々の命には多くの生き物たちの命が関わっていることも思い知らされました。チョコムーンの主役は食堂かたつむりお客さんとして登場したカップル。

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人物・団体紹介

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小川糸

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。『ツバキ文具店』は、2017年本屋大賞四位を受賞。ベストセラーとなり、NHKでドラマ化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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