牛女

小川未明 / 戸田幸四郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784924710276
ISBN 10 : 492471027X
フォーマット
発行年月
1988年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32cm,1冊

内容詳細

「母の愛」は尊い。

雪国の幻想的な世界と、小川未明の美しい文章が魅力の名作です。
厳しい北国の自然とともに展開する、母と子の物語。
この世で一番、純粋で美しい、母の愛情。不 器用なまでに純粋な母の愛は時に哀しく、しかし尊い。
心に響く絵によって、しっとりとし た感動が包みます。

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読書メーターレビュー

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  • バニラ風味 さん

    耳が聞こえない、しゃべれない、女は大柄なゆえに「牛女」と呼ばれていた。そんな彼女には子どもがいて、牛女は子どもをとても愛していた。牛女が亡くなった後、村人たちは、その子どもを差別せず、世話をやいてやった。牛女はさぞ、心残りだっただろう。暗い色調で、楽しい話ではないけれど、なぜか心に残ります。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    小川未明の童話の絵本化。言葉なく(牛女は、おし)けれども深い深い母の愛。病気で亡くなっても思う親心。子どもが大きくなっても続く母の愛。子どもはいつまでも子どもなんですね。

  • 遠い日 さん

    ことばなき世界で我が子を愛した母の、残る思いが切なく重く迫って来る。死してなお、その成長を見守り続けた牛女の愛情の深さ。一人前になった子は、受けた愛を思い返し、なき母への恩を供養で返す。母子のつながりの強さ、大きさに打たれた。

  • 袖崎いたる さん

    ああ、だめだ、これは、泣いてしまう。母親と男の子。醜い母とその子ども。2人の関係の痛切なことよ。死にゆく母の、残される我が子への無念たるや、こちの胸を掻きむしらせるばかり。小川未明のまなざしもすごいが、戸田幸四郎のイメージもすさまじい。傑作。

  • ふう さん

    立ち読みしてて泣きそうになった。優しさ、愛情についてじっくり考えることのできる佳作。でも今だと使っちゃいけない言葉がバンバン出てくるからどうなんだろ。こういうのこそ学校の図書館とかに置くべきだよね。

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