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日本の戦争力

小川和久

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101372716
ISBN 10 : 4101372713
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
坂本衛 ,  

Product Description

自衛隊の実力とは? 北朝鮮の脅威とは? オバマ政権が日米同盟を最重視する理由とは? ベストセラー待望の改訂文庫化。

自衛隊はアジアの脅威なのか? 北朝鮮が保有する弾道ミサイルの危険性とは? 日米安保条約の真の意義はどこにあるのか? わが国には、戦争と平和を論ずるための知識が欠如している。軍事アナリストとして、政府・政党に提言を続けてきた小川和久が、あなたのさまざまな疑問に明快に答える。混迷の21世紀、日本は国際社会でどのような責務を負うべきなのか。その指針は本書にある。

Content Description

自衛隊はアジアの脅威なのか?北朝鮮が保有する弾道ミサイルの危険性とは?日米安保条約の真の意義はどこにあるのか?わが国には戦争と平和を論ずるための知識が欠如している。軍事アナリストとして、政府・政党に提言を続けてきた小川和久が、あなたのさまざまな疑問に明快に答える。混迷の21世紀、日本は国際社会でどのような責務を負うべきなのか。その指針は本書にある。

目次 : 第1章 自衛隊の「戦争力」―これが「日本軍」の真実の姿だ!!/ 第2章 アメリカへの「戦争力」=抜群の交渉力―アメリカの世界戦略を支える日本/ 第3章 テロへの「戦争力」―日本は平和構築のリーダーたりうるか/ 第4章 イラク復興支援に見る日本の「戦争力」―世界の常識、日本の非常識/ 第5章 北朝鮮への「戦争力」―真の脅威とは?有効な抑止システムとは?/ 第6章 日本国憲法の「戦争力」―平和国家をどうつくるか?

【著者紹介】
小川和久 : 1945(昭和20)年12月、熊本県生れ。NPO法人・国際変動研究所理事長。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方紙・週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策など)の分野で政府の政策立案に関わる

坂本衛 : 1958(昭和33)年5月、東京都生れ。ジャーナリスト。日本大学藝術学部講師。『オフレコ!』副編集長。「琵琶湖塾」副塾長。早稲田大学政経学部政治学科中退。在学中から週刊誌・月刊誌の取材・執筆活動を開始。’96(平成8)年、『放送批評』編集長、’97〜2004年、『GALAC』編集長。サイト「すべてを疑え!!MAMO’s Site」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本が実際に戦争をした時にどの程度の実力...

投稿日:2009/12/26 (土)

日本が実際に戦争をした時にどの程度の実力・戦力があるかというよりは、日本の外交や周辺の環境なども含めた国力を分析した一冊。軍事アナリストとしての見識が大いに発揮された著作と言える。

サニーデイズ さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • James Hayashi

    世界でも有数な防衛費を誇る日本だが、防衛費の4割以上は人件費。兵器はできるだけ国産化を理想。防衛力(対潜水艦)は世界トップクラスだが、攻撃力は殆どないという事実は内外に向けもっと発信していいと思う。アメリカにとって日本は緩衝地帯であり、最重要兵站基地であり、戦略的にも重要。逆に日本も米軍の存在は有事の際は頼りになる。世界最強の米海軍第7艦隊とは協調していくべき。テロやイラク戦争、対北朝鮮などもQ&A方式で書かれ、一読に値する。

  • 白義

    軍事力の、特に構造や運用面に詳しい入門書。一冊で最低限の基礎はなんとなく理解できる。兵器の知識は正確じゃないけどあまり分量も割かれてないから問題ない。今の自衛隊は在日米軍とセットで最大のパフォーマンスを発揮できるように最適化されていて、アメリカの国際軍事戦略の上でも日本は重要拠点の一つというのは重要な点。自衛隊にはパワー・プロジェクション能力(要は外部に戦力を投入する能力)がないから侵略が能力的に出来ず、結果的に九条の理念とアメリカの思惑両方にとってちょうどよくなってる、というのは面白い指摘だと思う

  • Mc6ρ助

    著者によれば自衛隊は単に日本のみならず在日米軍基地や日本近海の米第7艦隊の行動域を防衛しているそうだ。さらに、日本は米国の世界戦略上Power Projection Platform(戦力投射のための根拠地)としてアフリカ大陸東海岸までをカバーする不沈空母、兵站基地の役目を果たし、最重要同盟国、戦略地だという。庶民感覚では想像もできない世界軍事地図と庶民にもお馴染みの政治の欠如がそこにはあった。日本の貢献をアメリカが認めているものならば、せめて、沖縄の米兵らの暴行等、もう少しどうにかしようがないものか?

  • 人間

    パワープロジェクション(戦争目的を達成できるような構造を備えた陸海空の戦力)能力というのを初めて知った。日本の自衛隊戦力は、バランスに欠けており、まともに戦争できる能力は持っていない。第二次世界大戦の敗戦国として戦力を弱体化されたのは仕方のないことで、国防はやはり日米安保条約に基づく米国ありきになる。自国だけで完全な戦力を作るには途方も無いハードルの高さがあるが、戦力とは何であるのか、政治家はきちんと把握して議論すべき。米国にも言いなりにならず言うべきことは同盟国として意思表示をして欲しい。

  • もさ

    米軍が日本においてある燃料と弾薬は世界最大規模で世界最強の第7艦隊の母港を提供している 日本は重要なアメリカにとって世界のリーダーであり続けるための重要な戦略的根拠地 日本に基地を置くのは財政の支援より地政学的な戦略のため 北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込めば第7艦隊の反撃で北朝鮮は消滅を意味し、北朝鮮もそれを理解している。米軍が事件を起こすと、アメリカのオールスターキャストが直接謝罪する同盟国は日本だけというのは意外だったのと、万が一米中戦争が起きたら日本は最前線なのか改めて思った。

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