「アマゾンおケイ」の肖像

小川和久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797674163
ISBN 10 : 4797674164
フォーマット
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
363p;20

内容詳細

女は凄い! 人間は凄い! 生きる力が伝わってくる。
柳田邦男(ノンフィクション作家)━━13歳でブラジル移民、横浜でカフェ経営、上海で外交官と恋に落ち、強運で一攫千金、女性実業家として大成功するが……「自立した女性」として激動の20世紀を生きぬいた「母」の波瀾万丈の人生を描く入魂のノンフィクション!

女手ひとつで自分を育てた「母」の数奇で破天荒な人生を丹念に追跡し活写!━━熊本の没落地主の家に生まれ、13歳で叔父夫婦とブラジルへ移民、開拓農場を脱走してダンサー&タイピストとして自活。横浜でカフェを経営し、ビジネスを学びに渡った上海でアメリカ人外交官と運命の恋に落ちるが、破局。しかし宝くじで一攫千金! 女性実業家として大成功するが、戦中戦後の混乱ですべてを失い……「いついかなるときでも凜とした女性として一度たりとも誇りを失わなかった」と著者が回想する「母」に捧げた傑作ノンフィクション!


著者プロフィール
小川和久(おがわ・かずひさ)
1945年12月、熊本県生まれ。軍事アナリスト、作家。特定非営利活動法人国際変動研究所理事長。静岡県立大学グローバル地域センター特任教授。
陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。『日本海新聞』記者、『週刊現代』(講談社)記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。
外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わる。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。
橋本内閣における普天間基地返還交渉、小渕内閣における情報収集衛星とドクター・ヘリの導入などで中心的な役割を果たす。
『フテンマ戦記 基地返還が迷走し続ける本当の理由』(文藝春秋)、『日米同盟のリアリズム』(文春新書)ほか著書多数。

【著者紹介】
小川和久 : 1945年12月、熊本県生まれ。軍事アナリスト、作家。特定非営利活動法人国際変動研究所理事長。静岡県立大学グローバル地域センター特任教授。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。『日本海新聞』記者、『週刊現代』(講談社)記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • uniemo さん

    著者はテレビで見かけたかな?ぐらいしか知らなかったのですが、とても面白い作品でした。お母様の人生をたどっているのですが、戦前戦後の激動の時代とは言え本当にあったのと思うような壮大な事件が彼女の背景に関わってきます。母親の証言のみを描くのでなくかなりの調査をして人生を追っているところが良かった。

  • れいまん さん

    いやー凄い本だった! 軍事アナリスト小川和久氏の母上の波乱万丈の一大記が戦前戦後史の秘話も交えて、壮大なスケールで97歳で亡くなるまで書かれている。膨大な資料を調査しまとめであるが労作だったろう。 フサノさんの生き様は、わたくしには、見事なまでのリアリズムだと思いました。ブラジル、上海、日本での生き方は完全にリアリストの生き方です ストーリーは、激しい恋に落ちた相手の外交官と対比しながら、世界情勢からロッキード事件までを扱っているのは、著者の専門性を感じます! 困窮したときの人間の本性もよくわかる

  • eulogist2001 さん

    ★4.0波瀾万丈という表現が軽く感じてしまうような人生。しかも圧倒的な幸運に恵まれ、それを活かしてきた女性でもある。反面、後世は戦争に狂わされ、滝のように落ちていくさまも凄まじい。歴史が大きく動いたからこその人生でもあった。果たして令和の時代にこんな人生を歩めるのか。かなしいかな、それは無さそうだ。

  • spike さん

    かの軍事アナリスト小川和久氏の実母の物語。20世紀を駆け抜けた劇画のような一生。ドラマチックではあるけれど小説というよりはルポルタージュのような、さすが軍事評論家の描写だな、と感じた。

  • げんさん さん

    13歳でブラジルに移民として渡り、その後日本に帰国し成功した小川フサノ(1903-2000)の実話。いかに成功したかは是非読んで、感動してほしい。ドラマ化希望!

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